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みどりの窓口廃止は企業の理論の前に「理由」をなくしては?問題の根っこには根本問題がある!

JRのみどりの窓口がドンドン廃止される方向のようだ。
ネットで切符をかって、自動券売機で発券することもできるが、これは困る人もおおいのではないだろうか?

ネットでは結構困る人の声が出ている。

私も困ってしまう1人だ。ネットが使えない?いえ、そんなことはないよ。いつもネットで予約している。

ただ…結構遠くに行くことが多いんだ。
JRの会社をまたいで
これだと結構不便なんだよ。JR西日本のアプリで予約した切符はJR東日本では発券できなかったり。時間の変更が簡単にできなかったり…。

昨年越後湯沢に行った時は1時間早い電車に変更しようと思ったら、自動券売機ではできなかった。この記事にもあるオペレーターの人と話をしながら時間を買えてもらったのだが…

・オペレーターと話せる券売機が一つしかない
・他の駅でも対応しているので、オペレーターに中々つながらない
・結局やり方を教えてもらうのではなく変更してもらった。

分かったことは、会社をまたぐ切符は簡単には自動券売機では時間の変更ができないということ。実際私の切符は自動券売機の捜査では時間変更が無理だった…。

みどりの窓口を廃止します。そう言われてもこういうことがあると「はいそうですか」とは言いにくい。

公共交通機関だろ
というコメントもあるようだが、たしかにそのように思ってしまう。人の陸上移動という点ではほぼ独占企業。バスなどもあるが、便数や掛かる時間を考えたら長距離移動ではJRが相当強い選択肢になってくる。

みどりの窓口を廃止する
その方向を目指すのはいいが、いきなり廃止は乱暴では?そんな声が出てくる理由を考えたらどうだろうか?

廃止できないボトルネックだ。
それは…会社をまたいでの複雑な切符の体制
これが大きいでしょう?私のように。

そこに手を付けずにみどりの窓口だけなくしたら、切符を買うことが難しい人が多く出るのでは?自動券売機のオペレーターの対応だけで間に合うのだろうか?

問題には根本がある。その根本を考えずに対処するとより大きな混乱が待ち受ける可能性がある。

インバウンドの外国人観光客も増えているのに、果たして大丈夫なのだろうか?心配になってしまうね。

まずは根本問題を考えましょうね!

最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2149


意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎
まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
・TOC
この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!
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