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お客様の「価値」を否定しない!粋な対応が心をつかむ!

お客様がどこに「価値」を感じるか。それは人それぞれ。中には提供する側(会社側)が思ってもいないところに「価値」を感じていたりする。

思ってもいない価値なので、会社としては提供している意識はないだろう。人によってはそれをぞんざいに扱うこともあるかもしれない。

でも、こういう「粋」な対応をしてもらえると、お客様は嬉しいし、次も利用したくなるものだよね。

どんな「粋」な対応かというと…
持って帰ってもらうレア切符にあける穴をできるだけ小さくする
という対応。

「連番がゼロなのは珍しかったので」
記念に持ち帰りたいとこの記事の人は考えたらしい。
駅員さんもこれに同意してくれて、できるだけ切符を痛めない配慮をしてくれたということだろう。なんて「粋」な駅員さん!

そういえば私も昔地方の鉄道に友達と乗った時に、その当時でももう珍しくなった「モギリ」をしていた。独特の形をしたはさみの入った切符が珍しくて「持って帰りたい」と友達と駅員さんに言ったのだけど全く理解されずに回収されてしまった…。

ちょっと残念な思いで。旅の記念にもちょっと欲しかったんだけどな。

お客様が何に価値を感じるかは人それぞれだ。
この記事の人のように珍しい切符を欲しがったり、旅の記念に切符を欲しがったりする人もいる。

鉄道だと「時間通りに移動できる」が価値だと思っているだろう。いや、まあ私もほとんどの場合そうだし、多くの人がそう思って鉄道を利用しているのだろう。

だけど中には「切符に価値」を持つ人も出てくるのだ。そういう人はもちろん少数派だけどね。

戦略を考えて「こういう人をターゲットに」と思っても、すべてがそのようなお客様になることはない。意外なところに「価値」を感じてお客様になってくれる人もいる。そのお客様ばかりを狙う必要はもちろんない。(人数少ないしね)

だけど、もしかしたら将来その「価値」が主要な利益になる可能性もあるし、ないとしても今利益をもたらしてくれているのだから邪険にする必要はない。

相手の「価値」を受け入れる。そしてできるだけの対応をする。
「粋」な対応ってそういうことじゃないかな?

何に「価値」を感じているのか。考えていきましょうね!

最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2150


意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎
まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
・TOC
この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!
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