編集者×キャリコン視点からの著者デビュー作読書#2 『渋谷教育学園はなぜ共学トップになれたのか』(学校法人渋谷教育学園理事長・田村哲夫/中央公論新社)

新書判264ページ/本文一色/2015年11月発売

◉誰が…渋谷教育学園という渋谷、幕張に中高を持っている中高一貫校の校長兼理事長(これを見ただけで著者のパワフルさが伝わってくる
◉誰に…中学受験を考えている親に
◉何を…自身が校長を務める二つの学園が飛躍した要素を語った本

章構成
①「渋幕・渋渋の奇跡」—なぜ急成長を遂げたのか?
②「自調自考」が子どもを伸ばす—建学精神をめぐって
③渋幕ライフ、渋渋ライフ
④私はなぜ教育者になったのか—生い立ちを振り返る
⑤グローバル社会を生き抜く力とは?
⑥次世代のための道徳教育
⑦これからの教師像
⑧お父様方へのメッセージ

2冊目は打って変わって、教育書。理由はズバリ、この人の2冊目の本を企画しているからです(こういうことを躊躇少なく言えてしまうのもnoteの良い所だと思うんですよね)。

別途本づくりをしているソニー本体出身の教育系子会社社長によるもここ数年、中学受験は増えているらしい。まさしく先の見えないVUCAな時代、子どもにできるだけ苦労させたくないという親の思惑が伝わってきます。(続く)

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