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【自分史】⑥社会の荒波に揉まれる、社会人1年目

こんにちは、早水俊介です。

自分史の中の自分もいよいよ社会人になりました。
今回は社会人1年目の話をメインに書いていきます。

前回の話はこちらです。

今回も最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

着々と近づく社会人の道

内定式や諸々の準備期間を経て、着々と入社式の日が近づいていました。

就職と同時に上京もできるのかなと淡い期待もいただいていましたが、
配属先は【和歌山県】。

最初聞いた時は言葉を失いました。笑
全国転勤とは聞いていましたが、人事の方から関東に行く可能性の方が高いと言われての和歌山県の配属。

数秒だけ当時の人事を恨みました。笑

もしかしたら東京オリンピックを現地で観れるかも、、という淡い期待を勝手に持っていたので余計にです。笑

ただ実家は出れることは確定したので、やっと自立の第一歩だ!というワクワク感もありました。

周りの人からの話で社会人には学閥や派閥があるのだろうなとは思いつつ、
自分の成績次第では一気に出世街道を登ることができる。
出世することができればお金を稼ぐこともできるし、自分にも自信をつけることができるのではないか。

だからこそ今までのコンプレックスも全てゼロにして、再スタートが切れるのではないかと想う自分がいました。

そんな期待を抱き、社会人1年目が始まります。

社会で生きるということを学ぶ

自分が配属された和歌山県は県内で唯一ある支店。
担当範囲は県内全域という場所でした。

そのため、高速道路を使って車営業することもしばしば。
車で1人でいる時間がホッと安らぐ時間でもありました。

また自分が入社した時は年功序列を重んじる風土があったので、
年次が低い者が準備や後片付け、細かな事務作業、飲み会の調整などなど、、

当時は文句や愚痴をこぼすこともありましたが、
この時の経験から、
・先を見て動くこと
・周りが気持ち良く仕事ができるように動くこと
・かゆいところに目がいく
といった社会人マナーの基礎のようなものができていきました。

しかも銀行のお客様は企業の社長や経理部長の方がほとんどです。

お客様がそういった方たちということもあり、より気遣いや配慮、マナーの部分は強化されていったように感じます。

そのような方たちと仕事をする上で社会人1年目22歳だからと舐められたくない、、、、

銀行の資格試験はもちろん、お客様の業界の勉強なども仕事終わりにやっており、忙しいながらも充実感に満ちた日々を過ごしていました。

成果を出しながら感じる、ちょっとした違和感

1年目の終わりに差し掛かるにつれて、少しずつ仕事の成果も出るようになりました。
と同時に会社のリアルにも気づいていきます。

自分の配属された支店は、支店長がトップです。
ごく稀に役員が支店訪問に来るのですが、その際はもう支店全体で失礼のないように準備をします。

役員がくれば、支店長もペコペコ頭を下げています。

課長はすごく良い人ではあるのですが、上席の方針に振り回されている印象で毎日疲れ切っている印象がありました。

社会とはそういうものなのかなと感じながら、いつかは自分も歳をとるにつれて、先輩のようになっていくのかなと漠然と思うように。

入社前と入社後に感じるようになったちょっとした違和感。

でも会社自体は世間体も良いし、給与も年次が上がれば悪くないし、別にいいかと思って過ごしていました。

そうこうする内に気づいたら1年目が終わったのです。

忙しい毎日だとこんなに1年ってあっという間に終わるのか、、、
定年って案外すぐに来るのかな、、、

そう思いながら社会人2年目が始まります。

今回はここまでにします。
次回は上京と転職を決断した社会人2年目を書く予定です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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