BOSTO 液晶タブレット BT-16HDT 【レビュー】
BOSTOさんから、液晶ペンタブレットのレビューのご依頼をいただきました。この投稿では実際に触ってみた感想をまとめています。
BT-16HDTについて
今回ご紹介するのは BT-16HDT、15.6インチ液晶タブレットです。品番の最後に"T"がついている「タッチスクリーン機能」が装備されたモデルになります。Win、Macともに対応(※対応OSはご確認ください)
価格はAmazonで以下の通り。他社の製品含め、液晶タブレットの中で比較的低価格だと思います。
開封〜接続
内容物です。タブレット本体、スタンド、ペン、コード、替芯や説明書。あと手袋がついてました。普段、13inchの液タブ、11inchのiPadを使っている身として、初見は画面が広い!という印象を持ちました。
ペンにはカスタムキーが2つついていて、機能を割り当てることができます。ぼくはマウスの右クリック代わりにしています。
スタンド。このサイズのタブレットを平置きで使う機会は少ないと思うので、これは必須ですね。
6段階の角度調整が可能とのことです。シンプルな作りですが、耐久性に不安はありませんでした。
接続
コードはこの1本だけ。電力は繋いだPCからUSB経由で供給されるので電源アダプタ不要。出先などでも使いやすいかもしれませんね。
左:タブレット側 USB TYPE-C、HDMI
右:パソコン(Macbook Air)側 USB、HDMI
※ぼくの環境ではTYPE-Cしか挿せないため、下記の製品を別で用意し使用しています。
ちなみに説明書は中国語・英語のみ。ですが、絵と単語でわからなくはない。ただ困ったときのサポートは日本語で受けられるのかな…?という不安も。
設定
Macbookの電源を入れると無事にミラーリングされました。が、このままではまだ使えません(ペンが反応しません)。付属のUSBメモリに入っているドライバをインストールする必要があります。
インストールが完了すると「BostoTablet」というアプリが使えるようになりますので、これを使って設定を行います。
※注意点 この段階で、設定を変更できたものの、筆圧を検知しなかったり、ペンの反応が鈍かったりしました。メーカーさんに直接尋ねたところ「環境設定」の中にある「プライバシー>アクセスビリティ」にチェックを入れる必要があるとのこと(Macの場合のみかな?)。
これ、聞かなかったらわからず困っていたかもしれません。説明書などには書かれていない項目でしたので、そこがもう少しわかりやすいと良かったなと思いました。
BOSTOのウェブサイト、日本語は未対応のようです。
使用感
ペン
持ちやすさ、軽さは良いです。筆圧に関しては設定でかなり細かくカスタムできるので、使う人に合わせることができそうです。
タッチスクリーン
このモデル(BT-16HDT)では2本指を使って、拡大や縮小ができます。スマートフォンほどの高感度ではありませんが、実用レベルです。なるべく手元で操作したい方にはオススメ。不要ならタッチ機能のない分安くなるモデル(BT-16HD)もあります。
スクリーン
購入時、はじめからフィルムが貼られているため写り込みや反射は抑えられているのですが、その分うっすらとかすみがかかったような…明るさと鮮やかさは少し損なわれている?ようにも感じました。ただ、タブレット側面のボタンである程度調整が可能です。
実際に描いてみました
動画を作成しましたのでご覧ください。なるべく普段と同じ環境にするため、MacbookからiMacに繋ぎ変えています。
普段のくせでついついキーボードを使って操作してしまっていますが、タッチスクリーンは手元で拡大縮小(または回転)ができるので便利ですね。
描き心地も全体的には良好なのですが、細かいところでいうとペンをタブレットから離す瞬間、少し力が残ってしまう(線が意図せずはねてしまう)ことが気になりました。
ぼくの描き癖もあるかも知れませんが、他社製のものでは感じたことがなかったことなので書き留めておきます。
完成した絵です。
まとめ
BT-16HDTのいいところ
・安価
・電源ケーブル不要
・タッチスクリーン機能がついている
BT-16HDTのこうなったらもっといいな、なところ
・タブレットの発色、鮮明さがもう一声あれば
・上に書きましたペンの離れ際のクセ
・日本語でのサポート(問い合わせ)は大丈夫かな?という不安
以上、BT-16HDTのレビューでした。この価格でこの性能と使用感なら、おすすめできます!
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