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投資の勉強はコスパとタイパが最悪だと言い切れる理由

最近はidecoやNISAなどを国が推進していることに加えて、将来の不安を感じて投資に興味がある若者の層がすごく増えているということを感じる。

実際、勉強会に参加している人たちの中でも、投資の勉強をしている人の割合はかなり多くて、逆にそういうのに無頓着な人の方が今の時代は少ないだろう。

その点に関して僕はどう感じているか?というと、「お金の勉強」は大事だと思うけど、「投資の勉強」を20代という貴重な時間の中でやるのは、最悪な自己投資だと感じている。

というのも、既に最もリターンの高い投資方法は確立されているから、今更勉強したところで、辿り着く答えは一緒だからだ。

公式がわかっているのに、証明の勉強をいちいち勉強してたら人生終わる

どういうことか?というと、良書を1~2冊読めばすぐに分かることだが、投資をするときに長期的に一番効率が良い(=リターンが高い)のは全世界株式インデックスファンドへ積み立てをするということは既に金融業界の中では常識になっている。

ちなみに、この考え方はしっかりとした根拠の上で証明もされている。そして、ファイナンス理論としてノーベル経済学賞を受賞している。

ということが分かっていながら、1から勉強していかにいい投資方法を知る必要があるだろうか?

僕からしたら、それは三平方の定理やピタゴラスの定理が既に公式として証明されているのに、一から自分でその証明を解こうするようなものだと感じてしまう。

まあ趣味としてっていうのであれば、否定することはないが(なぜなら自分の好きなことをやればいいから)、投資の目的がリターンなのであれば、その勉強することは時間をドブに捨てているようなものだと思う。

20代は1週間に変換すると500週間しかない。
まして睡眠や仕事の時間などが2/3を占めるとするならば、自由に使える時間は150週間くらいになるだろう。

その時間を何に使うか?

限りあるリソースの配分が人生を決めるとなったときに、本当にそこに時間を使うことは果たしてベストなのだろうか?

この点は何度も強調してもしすぎることはない。

種銭をまず作れる自分になること

そもそも月に3万円とか5万円とかを毎月積み立てとて、10年で期待できるリターンは1000万円にも満たない。

当然だが毎月50万円を積み立てる方が、はるかに大きなリターンになって返ってくる。

となったときに積み立てられるお金は、どこから来るか?と考えると、それは自分自身という人的資本を労働市場に投じて、その対価として得られるお金から来る。

毎月30万円の給料の人が50万円を積み立てるとか不可能だが、月収で300万円あればそれは余裕だ。

つまり、投資の勉強をするくらいなら、いかに自分が労働市場で稼げるようになるか?を考えることの方が生産的ではないだろうか。

ちなみに、なぜそういう発想にならないかといえば、その方が努力が伴うし面倒だと感じるからだ。

でも、結局はそういうことだと思う。

すごく当たり前だしつまらないことかもしれないが、そんな楽して儲かる!みたいなことを考えても、一生答えに辿り着けない。

その点について早く認めてせっせと努力して働く方が一番コスパもタイパもいいのだと思う。






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