人生における失敗とは何か??
世界中の人間に共通している人生における目的は何か?と聞かれたら何と答えるか?
それは間違いなく「幸せな人生を送る」ということではないだろうか。
もちろん人によって「幸せ」の定義は異なるので、それ自体は一緒ではないだろうし、それに対して間違っているとか正解というのもはない。
ただどんな人でも人生を振り返ってみて「幸せな人生だった」と思いたいし、今生きている人生が「幸せだ」と感じていたい。それは意識的にしろ無意識にしろ。
しかしながら、全員がそうならないのはなぜだろう?
一つの理由としては、物理的に自分の人生を生きているはずなのに、精神的には自分の人生を生きていないということだ。
例えば失敗というものに対する理解が象徴している。
失敗しないように生きることが人生の失敗を招く
人が決断するときに必ず躊躇する原因にあるのは、「うまくいかなかったらどうしよう」という思考がある。
つまり失敗したらどう思われるのか?自分の人生はどうなるのか?ということを考えてしまう。
それは僕自身もあるし、普通の人であればそれを全く考えないというのはないと思う。
ただ、その後の決断に至るまでにどういう思考プロセスを踏むか?というのが大きな分かれ道になってくると考えている。
自分の人生を生きている人は、やりたいことと失敗を天秤にかけたときに、他人からどう思われるか?という点がやりたいことに勝ることはない。
最悪の事態を想定した上で、何が人生にとってベストか?後悔しない人生になるか?という点を判断基準にする。
それに対して、他人の人生を生きている人はステレオタイプ的に失敗=悪いものという点から、うまくいくかどうかという観点で物事を考える。そういう人の口癖は決まって「失敗したらどうするの?」だ。
そもそも人生において失敗は、他人の人生を生きることであり、人生振り返って「もっとOOしておけばよかった」と思うことではないだろうか?それ以外は全てプロセスでしかない。
人生を生きていく過程の学びであって、幸せな人生を送るために必要なことを教えてくれる出来事でしかないのだ。
それなので目の前のうまくいかないことだったり結果が出なくて挫折してしまうことは、トータルの人生で見れば起こってよかったことになるのではないだろうか?
つまり上記の「失敗したらどうするの?」という点に対する答えは、もちろん「失敗したらどうするの?ということを考えている時点で人生を失敗する考え方になってますね」ということになる。
起こった出来事に失敗も成功もない
そもそも、僕はずっと出来事には成功も失敗もないという考え方を持っている。
どういうことか?というと、最終的に未来が良くなれば全ての出来事はプラスに捉えられるし、逆もまた然りということだ。
僕は就職活動で第一志望群の企業は全て不採用になったけど、それは今思えばよかった出来事だと思っている。ただ当時は当然だが、悪い出来事だと思っていた。
つまり大事なのは未来をどうするか?で、それによって過去や現在の捉え方は全て変わる。
それなので常に未来から逆算する、もっと言えば人生の終わりから全ての今を決めていくことが後悔ない人生を送る上でとても大事な思考法なのではないだろうか?
そう考えれば、周りの評価や視点が判断に影響することがなくなるのではないだろうか?
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