見出し画像

ホームステイはビジネス?6度海外留学した僕の経験と考え【海外留学特集】

2日連続で留学ネタ書いたら意外と良い反応があったので、今日も留学ネタいきます。
今日はホームステイについてです。
これから留学を考えている方は参考にして欲しいですし、留学経験者は懐かしいと思うと思います。

ホームステイはビジネス

皆さんはホームステイにどういうイメージをお持ちでしょうか?
日本人の感覚からすると「留学生が現地の家庭に入り、家族の一員として生活する」というイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし、実際は異なる事の方が多いというのをご存知ですか?
僕自身カナダ・トロントで2度、シドニーとバンクーバーで1度ずつ、合計4度のホームステイ経験があります。
僕自身の経験と数多くのホームステイ経験者の話を聞く限り、大学生以上で留学した人で日本人がイメージするようなホームステイを経験している人はあまりいません。
そもそも日本と海外(特に欧米の英語圏)ではホームステイの考え方が異なります。
日本は国際交流を目的に留学生を迎え入れることが多いと思いますが、海外の場合はビジネスでやっているところが多いのです。
特に欧米の家は日本とは異なり大きいため、空いている部屋や地下室を有効活用して留学生に貸すという家庭が多いです。
今で言うとAirbnbに近いですね。

留学生同士で盛り上がるホームステイの酷さ

留学生同士で盛り上がる?話題の一つに「自分のホームステイ先の悪さ」があります。
シャワーは5分までなどかなりの節約を強いられたり、食事が冷凍食品のみやカップラーメンのみなど超テキトーであったり、午後10時という高校生並みの門限があるなど厳しいルールがあるホームステイ先も珍しくありません。 留学生の食事だけホストファミリーとは別メニューという家もあります。

僕の4度のホームステイを振り返る

僕自身の経験を振り返っても様々なホームステイがありました。
トロント留学時のホームステイ先では、スペイン人、スイス人、サウジアラビア人の留学生と一緒に暮らしました。この家には門限はありませんでしたし、ご飯も好きな時間に食べて良かったため、まるで寮のようなホームステイ先でした。留学生が5人も住んでいたので、毎日がパーティーのような生活で楽しい生活を送ることができました。ホストファミリーの高校生の娘さんの彼氏も謎に一緒に暮らすという不思議な経験でした。

トロント2件目の家は、知り合いのカナダ人の家にホームステイさせてもらったのですが、ここでは本当の家族のように接してくれました。
この家は僕の親戚の知り合いだったため、特別な例かもしれません。
皆さんがイメージする温かいホームステイでした。

画像2

シドニーでは、おばあちゃんと20代の娘さんと3人で一緒に暮らしました。
洗濯もやってくれましたし、夜ご飯はほぼ毎日3人で食べたので、比較的日本人がイメージするホームステイに近いかもしれません。
ただ、ご飯の時以外は一緒に何かするなどはありませんでした。

バンクーバー留学時はセルビア系移民のホストファミリーでした。
実は移民が多いカナダでは、ホストファミリーがカナダ人ではなく最近カナダに移住してきた移民の家ということも多くあります。
「カナダは移民の国なのだから当たり前だろ」と思われる方もいると思いますが、ホームステイ先がフィリピン人家庭などアジア人で驚く人も多いようなので、そういうホームステイ先も多いということを頭に入れておくといいと思います。
正直バンクーバーでのホームステイ先の食事は美味しくなく、同じものが出てくる事も多かったため、食事面ではつらい一ヶ月でした。
ホストファミリーは比較的フレンドリーでしたが、僕の生活スペースは地下でホストファミリーの生活スペースは一階であったため、話す機会はあまりありませんでした。

画像1

もちろん家族のようなホームステイもある

もちろん、家庭によっては日本人がイメージするようなあたたかいホームステイ先もあります。
高校生までの留学の場合は家族のようなホームステイになることが多いですし、大人になってからの留学でも僕の知人で留学時代のホストファミリーがその方の結婚式のためにわざわざ日本へやってくるほど本物の家族のような関係になった人もいます。
シドニー留学時のホストマザーの息子さんはその家にホームステイしていた日本人女性と結婚し本物の家族になったそうです。

僕自身も今でも連絡を取り合うホームステイ先もあります。
僕は”ビジネスのホームステイ”を否定する気は全くありません。 この記事で伝えたい事はただ一つ。
「様々なホームステイ先がある」ということです。

ホームステイは異文化体験として楽しむ

上記の通り、完全にビジネスの家もありますし、英語を母国語としない家もたくさんあります。ルールが厳しい家もあれば全て自由な寮のような家もあります。もちろん日本人がイメージするような家族のように接してくれる家庭もあります。
ホームステイ先に過度な期待はせず、「良い家に当たったらラッキー」くらいの気持ちで行くと良いかもしれません。
ただ、どんなホームステイ先になっても後々考えると良い経験になることも多いので、楽しむ心が大切だと思います。
ホームステイ先が合わないと思えばホームステイ先を変更する事もできますし、シェアハウスに移ることもできます。
希望通りにいかないこともありますが、「学校から近い、子どもやペットがいる(またはいない)家」などホームステイ先の希望を出す事もできるので、ホームステイをされる方はしっかり希望を出すことをお勧めします。

画像3

留学初心者にはお勧め

ホームステイ、シェアハウス、寮と全てを経験した僕の結論としては、ホームステイはしてもしなくてもどちらでもいいと思います。
ただ、留学1ヶ月目は慣れないことも多いためホームステイする人が多く、僕もそれはお勧めします。
また、どんなホームステイ先だとしても文化が異なる家庭で暮らすことは様々なことに気づくチャンスではありますし、嫌ならすぐに出ていけばいいだけなので、一度はホームステイを経験してみてはいかがでしょうか。

僕が公式アンバサダーを務めるStudyInはLINEから相談できたり見積もりをもらうことができるので、お気軽にご相談ください。
契約しなくても気軽に相談頂いてOKなので、他社との比較をするのに一つの基準としてもらえればと思います。
「大森峻太」の紹介と言えば特典がつくかも?!
僕も留学相談に乗れるので、希望する方はTwitterのDMから連絡ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?