20歳まで持ってきた最悪の爆弾
プライド。自己中。
20歳にもなって、まだ持ってることに気づかなかったこと。
これが一体どれほど大きなものだったか、想像できるだろうか。
イカロスよりも大きな翼で飛んでいこうと思っていたら、それがただの小さな1枚の羽だと気づいた時。それを愚かにも20歳で体験した事実、20歳まで気づけなかったことに気づいた時。
賢さとは愚かさを把握すること、その数だと思っていた人が、誰よりも肥大化した愚かさを持っていたことに気づいた時。
それに気づくきっかけは就職だった。世間一般ではあるあるなのかもしれない。就職活動で自分を見直したとか、自分って何ができるんだろうとか、そういう類のもの。みんな20歳になるまでに少しづつ気づいていくもので、就職活動になる頃には何もできないことに気づくのは当然で、就職をきっかけに自分を見直すルートなんだと思う。
気づきたくなかった。自分が何もできないこと。賢くなりたいと願う人が、実は誰よりも愚かだったこと。誰よりも現実逃避してた、幼稚な精神だったこと。逃げて逃げてどんどん大きくなっていた。
特にこの爆弾が爆発する直前、精神が不安定で周りに迷惑をかなりかけた。本当はある程度まで具体的に書いた方がいいんだろうけど、周りへの迷惑の掛け方が洒落にならない。ここまで人って愚かになれるんだと気づいた。把握するための時間も、2日かけた。爆発が金曜で良かった。
破片1:この2日が、他人と比べて長いか短いか、比較する自分がいる。
当然完全に消え去ってはいなくて、これからは散らばった破片を一つずつ把握しながら全て片付けていくことになるんだと思う。正直まだ不安定だし、客観的に見たら常にちょっと落ち込んでる様に見える。今までのようには絶対戻れない。そう感じる。拾ってきた愚かさの隙間にも爆弾が仕込まれてて、基本は全部いちから拾い直しだ。
明日学校に行って経過観察する。読んでくれたあなたにも感謝。就職、できるかな。
イカロスの幻想の翼の後に本当の小さな羽を残したのは、朝毎日続けていることがあるから。やっぱり継続がいつかイカロスのような大きさの翼になると信じる。ことも今は少し難しい。
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