生姜

男、学生。写真部。ゲーム好き。

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世界で一番高価なものが欲しい

 強欲だ。それはわかってる。でも欲しい。自分の行動原理を覗くといつも理由は同じ。好きなものも、やりたいことも、生きる理由も。  それは、「評価」と「成長」。  「世界で」一番高価と書いたが、あくまで自分の世界だ。成長の証をラグジュアリーみたいにぶら下げて、他人の評価を集めたい。  この欲求が強すぎるが故か、他人との比較、優越欲求もかなり大きい。自分の中で毎回勝ったことにして生きてきた分プライドが高い。  自分の苦しみや、弱い部分に本気で向き合う行動を人々は創作と呼ぶ。抱

    • 学校で失敗した話の供養

      半年ほど前の話だが、春休みが終わり始まった学校のショートホームルームで「春休みにしたこと」についてみんなの前で話す機会があった。その際に話したかったことが話せなかったのでここで供養したい。 まずは失敗したところまで。 生徒「――だったのですごく楽しかったです。以上です。」 先生「それは良かったね~。じゃあ、次、生姜」 生姜「はい。春休みにやったことなんですけど。皆さんランクマッチってやったことありますか?なんのゲームでもいいんですけど。」 1/3ぐらいは手が上がった記憶があ

      • 意図せず孤独になるか、意識して孤独を選ぶか

         20歳までの人生において、基本的に孤独を感じたことがなかった。一人だなぁと思ったことはあるが、世界に孤立した感覚は無かった。鈍いのかあえて気にしようとしなかったか、両方か。  本当に幸せなことに、僕の人生には親友と呼んでもらえた人が三人いる。一人は小学生からの付き合いで、二人は中学で知り合った。仲のいい友達レベルならもう3人ほどいて今も付き合いがある。中学卒業アルバムの最後にある空白欄は、かける場所がないほど埋まっていた。  中学の頃叔父に買ってもらったPS4が、世界を大

        • 日本思想との軋轢

           その日の午後は自習時間になっていて、私は明後日に控えた発表のパワーポイントを作っていた。起業家人材育成を掲げたコースに入っており、経営ゲームの結果を元に資料を作り出資者を募る。  私はお金について考えるのが苦手で、やりたいことをやりたいタイプだ。16タイプ(BTMI)の性格診断をしたことがあり、確か自分のタイプは平均年収がタイプ中最低だった。  なんで起業家人材育成コースに入ったのかというと、もう一つ選べたコースが専門コースで、専門には行きたくなかったからである。ちなみに分

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          20歳まで持ってきた最悪の爆弾

           プライド。自己中。  20歳にもなって、まだ持ってることに気づかなかったこと。  これが一体どれほど大きなものだったか、想像できるだろうか。  イカロスよりも大きな翼で飛んでいこうと思っていたら、それがただの小さな1枚の羽だと気づいた時。それを愚かにも20歳で体験した事実、20歳まで気づけなかったことに気づいた時。  賢さとは愚かさを把握すること、その数だと思っていた人が、誰よりも肥大化した愚かさを持っていたことに気づいた時。  それに気づくきっかけは就職だった。世間一

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          半生最大の課題だったもの:習慣化

           毎日勉強するって不可能じゃないかと中学生の頃は思っていた。  私の中学校は学力の上下差がかなり大きかったと思う。北海道一位を取ったことのあるような子が何人かいて、成績優秀レベルの人が学年全体100人中20人弱もいた。全く勉強ができない人も、授業をまともに受けれない人も、髪染めて怒られてる人もいた。おそらくベルカーブで。これが学力でなく、地域で集まる中学校ならではのものとして普通なのか?  私の成績は、成績優秀の少し下あたりだと思う。成績が高い人を見ては、尊敬していた。いや、

          半生最大の課題だったもの:習慣化

          賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶというが

          この言葉を見るたびに、私は徹底的に愚者だなといつも思う。 賢者は歴史から学ぶ。この"歴史"は単純に人類史という話だけじゃなく、他人からの忠告、論文、警告が書かれた看板など先人が身をもって学んできた知見すべてを含めて歴史と呼ぶ。 愚者は経験から学ぶ。経験とは身をもって学んだことを指す。 私は、"歴史"を聞くより、身をもって知りたい。なぜこの式が導かれるのか、なぜそのアドバイスをするのか、なぜ歴史が過ちを犯したのか、なぜここに危険を知らせる看板があるのか。 自分が納得するレベルの

          賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶというが

          自分の愚かさについて

          賢く見せたいという愚かな自我が発芽したのは中学だが、それが自我だと気づき、愚かだと把握したのは大学生になってすぐだった。つい最近である。 それは、「他人に"低い"テストの点数を知られたくない」ということである。 中学の時から、他人に見せるのが嫌だった。それだけに低い点数を自慢する人を尊敬していた。嫌な意味ではなく。 "テストの点数"というのは、学生同士においてかなり使いやすい会話デッキの一つである。また、テストの点数が低いと友達も作りやすい。それ故に、テストの点数を聞くという

          自分の愚かさについて

          迷ったら、撮る。写真における最も基本的なルールの一つだ。 ―マーク・ジェファソン from Life is Strange

          迷ったら、撮る。写真における最も基本的なルールの一つだ。 ―マーク・ジェファソン from Life is Strange

          初note 賢さについて

          賢い人が好き。だが碩学でも賢いとは限らない。 どんなに素晴らしい研究実績があろうとも、目の前の分からない問題に対して素直に「分からない」と言える人でないと賢いとは言えない。 常に批判の目を自分に向け続け、行動を反省し、自覚し、次に活かせるような人でないと賢いとは言えない。 賢さとは、愚かさの把握。自分がどれほど賢いかを知っているのでは"不十分"で、自分がどれほど愚かか把握しておくことのほうが重要だ。 賢くありたい。そう常に思い続けている。

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