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お茶摘みのコツ、教わっちゃいました。|ほのか茶日誌 VOL.2

こんにちは!照らす人の大庭 周です。

1ヶ月前、人生初の「お茶の木植え体験」を足久保ティーワークスさんで行ってきました。


お茶の木のはじまりを知ると、お茶との向き合い方が変わった先月の体験。それを経て、5月上旬に開催された「茶摘み体験」に参加してきたので、その様子をいろんな角度からまとめていこうと思います。

(先月のイベントレポに対して、いろんな方の反応が嬉しいです🍵)


そもそも、お茶摘みの時期っていつなの?


5月上旬に茶摘み体験がある=それ近辺が茶摘みの時期
という印象しかなかったので、茶摘みの時期について調べてみました。


足久保ティーワークスさんのホームページに分かりやすいグラフがあったので拝借させてもらうと、品種によって茶葉の摘採時期が異なるのが分かります。


八十八夜は、お茶の作り手にとっても飲み手にとっても大事な日。

ちなみに、この表にある「八十八夜」は、お茶の作り手さんにとって大事な日だそうで、静岡の荒畑園さんによると、

八十八夜とは、立春から数えて88日後の日です。八十八夜から後は、畑や田んぼに霜が降りなくなり、本格的な夏が始まる日とされています。日本ではこの日を、田植えや茶摘みなど初夏の農作業を始める目安としてきました」
(中略)
「八十八夜を待って始める農作業には、田植え、野菜の種まき、苗の植え付け、茶摘みなどがあります。霜が降りないと苗や新芽にダメージを受ける心配がなくなるため、農家は一斉に初夏の農作業をスタートさせるのです。農業中心の生活を送ってきた昔の日本人にとって、八十八夜は大切な日でした」

「八十八夜」と「お茶」の深い関係とは?この時期のお茶が美味しい理由 より


八十八夜のお茶は、手摘み・一番茶でお茶のうまみが凝縮されていること、さらには、「八」という数字が末広がりで縁起が良く、その八が重なる八十八夜はさらに縁起が良いものとされているため、作り手にとっても飲み手にとっても、嬉しいお茶。

ちなみに、足久保ティーワークスさんでも、八十八夜に収穫したお茶のみを詰め合わせた茶葉が販売されてました。数量限定、日数限定というダブル限定要素があったので、迷わず購入しました。


お茶摘み開始!


当日は、快晴で気温も高いながら、心地よい風が吹き、鳥たちのさえずりが聞こえ、茶摘みを共に演出してくれるかのようでした。

GWといいうこともあり、各地から多くの方が参加されてました
茶畑と新緑と空がそれぞれ映えていて、絶景です


茶畑に向かう道中、車通りも少なかったこともあり、緑に目を移したり、鳥の鳴き声に耳を傾けたり、風を感じたりと、普段の生活では意識しないと出来ないことを無意識にしている自分がいました。

道中には源水(湧水)もあって、お水をいただきました



茶畑につくと、そこから見る茶畑は絶景で。


この絶景にもっと早く出会いたかった…!という気持ちになりながら、実際に茶摘みをさせていただく場所へ。


ここで、農家さんから茶摘みの説明がありました。


ポイントは、一芯二葉が美味しいということ。

写真は見えにくいですが、芯芽と葉が2枚あるので、そこを親指と人差し指の腹を使って、軽く手前に引っ張るだけで簡単に摘採できます。力は全くいらないです。

松永さんが丁寧に教えてくださいました(優しい……)


で、もう一つ補足をすると、ニョキニョキっと伸びているところの茶葉は摘んでいいものの、左真ん中くらいのまだ上がってきていないところは取らないのも教えてもらいました。茶摘みのタイミングで行けば、間違えることは少ないと思います。


ちなみに、指を指しているところの付け根の部分から、二番茶の葉っぱが出てきます。二番茶は、一番茶を収穫してから45日程度してから摘採できるそう。


前回の茶の木植え同様に、農家さんからいろいろ教えていただきながら、茶摘みを体験させてもらいました。

皆さん、もくもくと茶摘みをされてます
片手でがっしりお茶っぱを握りしめながら



茶摘みをしながら、茶畑やお茶の葉をいかにうまく撮影するかという、即席撮影講座も行われました。

カゴに入れる瞬間、日光とお茶の葉の色と…美しい。

撮りたい茶葉と背景を考えながら、角度や目線を変えながら…。

上にのびている様子を撮影してみました


一緒に参加した正也くんも、楽しんでくれてよかったです。

ナイスガイ!


茶摘み後のありがたいおもてなし


楽しかった茶摘みの後は、参加者の方に向けて、
和紅茶で炊いたご飯のうえに、お茶の葉と桜海老を使ったかき揚げが乗っかったかき揚げ丼が振る舞われました。

お茶塩をかけていただきます!



そして、マイ茶の木プランには、お土産もありまして。。

今回は、新茶のくき茶をいただきました。非売品なので貴重なお茶。大切にいただこうと思います◎

おもてなしが豪華すぎます、、


最後に


こんな感じでお茶摘みをしたよ!というのが伝わればと思い、写真多め、言葉はその瞬間に感じた形で綴らせてもらいました。


ちなみに、かき揚げが美味しくて、摘んだ茶葉を使って自分でもかき揚げを作ってみました🦐🍵(かき揚げ初挑戦)

収穫したその日にかき揚げにしたんですが、茎がちょっと苦かった…
(葉の部分はとても美味しい)


収穫後に教えていただいたのは、摘んだお茶は摘んだ後も生きている(呼吸をしている)ということです。そのままに放置すると痛むので、早めに冷蔵庫に入れたり、摘んだ後すぐに調理したり、冷凍保存したりするのがオススメ。足久保ティーワークスさんのお茶摘みでは、お茶摘みのコツや摘んだあとのお茶の使い方が書かれた紙をいただけました。とても親切…。


他の参加者の方も、お茶摘みの感想をまとめていたので、一部参照させてもらいます。(最後に自分のも)


おまけ


足久保ティーワークスを訪れるたびに、いろいろなところが変わっています。カフェのラインナップ、お楽しみ袋シリーズが追加された気がします…。


個人的にも旅先で静岡のお土産を渡したり、友人のプレゼントを贈る際に、足久保ティーワークスのお茶を利用させてもらってます。静岡にお立ち寄りの際は、ぜひ。



次は工場見学編になるかと思いますので、お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました◎


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足久保ティーワークスで活動している 宇野 明日真くんが来店してくれた、
Podcast「人生百貨店」の様子はこちらから視聴できます。


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