おおばしゅう

屋号「照らす人」 普段は、製造・建設系の家業で営業・ ひとり広報してます。そのほかに、…

おおばしゅう

屋号「照らす人」 普段は、製造・建設系の家業で営業・ ひとり広報してます。そのほかに、Podcast『人生百貨店』を配信したり、畑をしたり、友人たちとの時間を味わったりしてます。マイブームは、お茶とラジオ。

マガジン

  • 人生百貨店の裏側

    自分自身が社会人なるかならないかの頃、少し先を生きる人たちの考えや生き方に触れて、少しずつ自分の道が見えたり、年齢を重ねるなかで直面する壁に立ち向かう人の姿をみて、勇気やヒントをもらってきた。20代は学生から社会人になったり、家庭を持ったり、転職や移住をしたり、昇進をしたりと、変化を経験することの多い年代。だからこその悩みや葛藤、決断、生き様があるはず。さまざまな領域で自分のサイズで生きている20代のゲストの話を聞きながら、今しか語れないことを語っていくラジオ番組「人生百貨店」のここだけの話を。

  • Daily Life Essay「あじわい亭」

    感じていたことを伝えられなかったこと、ずっと自分の中で心にひっかかっていたことや感情、はじめて食べたご飯のような新たな気づき、覚えておきたいこと。週替わりでメニューが変わる幕の内弁当のように、いろんなエピソードが詰まった、日常を味わうエッセイマガジン。それがDaily Life Essay(日常のエッセイ)「あじわい亭」です。

  • アイスクリームが溶けぬ前に(フードエッセイ)

    アイスクリームが溶けぬ前に、熱が冷めぬうちに、食べる中でふと出てくる感情や言葉、自分の視覚で見た景色を、その時沸いてきた言葉で書き連ねるフードエッセイ。

  • いっぽいっぽ

    はじめることよりも、はじめたことを続けることの難しさを感じている27歳男子が、一歩一歩の積み重ねと言い聞かせながら、細く長く続けていることを残していくマガジンです。

  • オリジナルインタビュー「オナイドシ」

    「オナイドシ(同い年)」と聞いた瞬間、その人との距離が一気に縮まるのってなんでだろう。同じ時代を生きている仲間感なのか、見ていたテレビや流行りのものをきっかけに共感できる場面が多いからなのか。はたしてなんだろう?ということで、自由きままに同い年の知り合いに話を聞きながら、オナイドシについて考えていくマガジンです。

最近の記事

  • 固定された記事

はじめまして、大庭 周です。

はじめまして、照らす人の大庭 周(おおば しゅう)です。 はじめて僕を知ってくださった方のために、すでに知り合っている方には備忘録的に、自己紹介noteを書きました。どうぞ、ゆるりとご覧いただけると嬉しいです。 プロフィール 益田(島根)に行くまでの人生は、U-29さんで取材してもらった記事をご覧ください。 これまでの経歴、自分が大切にしている価値観など、今の自分を表しているので、proffも見ていただけると嬉しいです。 仕事視点で考えていることは、こちらの記事にまと

    • ラジオが人と交わる「言い訳」になっている話。

      自分は、Podcast(ラジオ)で自分の番組をしています。 人生百貨店という名前で、20代・30代のゲスト(主に自分の友人)を招いて、雑談とインタビューの中間の温度感、バーのカウンター越しや隣同士で話しているかのような雰囲気で、ゲストがやられていること、これまでの歩み、今考えていることを聞いたり、自分が普段気になっていることをぶつけてみたりしてます。 4/26時点で、番組をスタートして1年4ヶ月。振り返れば、これまでに32人の方との時間を過ごしてきました。 正直、いつか

      • 旬を味わう、自分の手で。|Daily Life Essay「あじわい亭」 ~7品目~

        「旬」を味わえている人って、 一歩先を進んでいるように思えて、カッコよく見える。 実家に住んでいた時は、両親や近所の祖母が作ってくれた旬モノをいただいたり、お裾分けしてもらっていたが、一人暮らしになってから、特に島根での経験を経て、自分の手で旬を掴もうというスタンスになりつつある。 この春、(記憶にある限り)はじめて筍を自分で掘った。 芽が地面からちょっと出始めているものが苦味も少なく、アク抜きの前に包丁を入れる際にも柔らかいということが分かったり、筍(竹)が伸びている

        • フードエッセイ『アイスクリームが溶けぬ前に』 #16 長崎ちゃんぽん&餃子(リンガーハット)

          苦手だった食べ物を食べれるようになったり、ご褒美として行く定番のお店があるならば、時間が経とうとも忘れることはないだろう。 ぼくにとって、リンガーハットはちゃんぽんが美味しいお店というよりも、餃子が食べれるようになった、餃子をはじめて自分から食べたいと思えるようになったお店だ。 米粉を使った薄皮、大きすぎないコンパクトなサイズ感、キャベツとお肉のシンプルな具材、ちゃんぽんとセットで頼んでも平らげられる量。そして、食べても次の日に残りにくい胃への優しさ。 餃子を餃子のタレ

        • 固定された記事

        はじめまして、大庭 周です。

        マガジン

        • 人生百貨店の裏側
          15本
        • Daily Life Essay「あじわい亭」
          7本
        • アイスクリームが溶けぬ前に(フードエッセイ)
          16本
        • いっぽいっぽ
          1本
        • オリジナルインタビュー「オナイドシ」
          1本
        • 心の中の渦巻き
          6本

        記事

          ハレの日に残したい言葉がある。| Daily Life Essay「あじわい亭」~6品目~

          2024年最初の結婚式参列。 ありがたいことに社会人になってから出会った夫婦からのお誘い、しかも50名ほどという限られた中での1人として。 出会ってから直接会ったり、オンラインで話したりした回数は両手に収まるくらい。それでも1回ごとの時間が濃厚で味わい深く、あまり他人に話さないような事柄もシェアできた関係性だからこそ、呼んでいただいたのかもしれないし、結婚式出席可否の連絡が来たときに喜んで参加しようと決めた理由だった。 挙式、披露宴ともに2人らしさが各所に表れていた素敵な

          ハレの日に残したい言葉がある。| Daily Life Essay「あじわい亭」~6品目~

          フードエッセイ『アイスクリームが溶けぬ前に』 #15 弥次喜多 幸町店(沼津)

          ハンバーグに付け合わせのにんじんのグラッセ、刺身のツマ、とんかつの隣にある千切りキャベツ。いわゆる脇役たちが美味しいと、このお店は当たりだと思う。 それに、親しみやすい店員さん、安定感を与えてくれる定食のメニュー、それを食べられる価格という3点セットが加わると、これはリピ確ですやん…と目を瞑りながら言いたくなる。 揚げ物や魚料理がよく出るということだったので、今日はこのお店でアウトローそうな「しょうが焼き」をチョイス。それに加えて、この店だから食べれるスパゲッティサラダも

          フードエッセイ『アイスクリームが溶けぬ前に』 #15 弥次喜多 幸町店(沼津)

          Daily Life Essay「あじわい亭」 ~5品目~

          おみやげセンス 修学旅行の木刀や扇子に、遠足に行った時のキーホルダー、野球場に行ったときのクリアファイル、さらには土地ごとの名産。おみやげには、行った場所にちなんだものもあれば、自分が暮らしている土地にちなんだものを旅先の方々へ渡すものもある。 年齢を重ねていく中で求められる、おみやげセンス。 足久保能力として見られることは滅多にないものの、おみやげ選びが上手い人は、一目置かれるような気がする。 今までは美味しそうなもの、認知度の高いものを選んでいたけど、最近は物語が感

          Daily Life Essay「あじわい亭」 ~5品目~

          Daily Life Essay「あじわい亭」 ~4品目~

          崖っぷち、でも諦めなかった先に。 渋滞にハマることは想定していたが、まさか駐車場が全部満車なんて…。 出発1時間前の羽田空港、第2ターミナル。 駐車場に満車の意味を表す「満」が出ていても、少し空いていることがあるのを知っていた自分は、余裕ぶっていた数分前を後悔していた。 すぐに一般道に入るが、有料道路での移動を避けた人々が集中し、大渋滞。ここを抜けた先にそもそも駐車場ってあるんだろうかと考えながら、この渋滞をいつ抜け出せるのかそわそわしていた。 あと50分。ようやく

          Daily Life Essay「あじわい亭」 ~4品目~

          Daily Life Essay「あじわい亭」 ~3品目~

          人生29ラウンド目のゴング 3月8日で28歳になりました。 昔は「今日誕生日…!」と周りの友だちに言っていたり、帰りの会で先生が「今日は〇〇くんの誕生日です」と言わなかったときに先生にツッコんだりした思い出があるけど、今は近況を兼ねた事後報告が多くなった気がしますす。 誕生日は、何にせよすごくいいキッカケだと思う。 久しぶりに旧友に連絡を取る口実にもなるし、ご飯に行く誘い文句、感謝の気持ちを込めたプレゼントを送ったり、あるいは誕生日を迎えるからケーキを作ってほしいと

          Daily Life Essay「あじわい亭」 ~3品目~

          Daily Life Essay「あじわい亭」 ~2品目~

          出会いも、再会も、突然に。 出会いは、狙って出会うものより、偶然出会ったものの方が、振り返ったときに印象的なことがある。それと同じように、人や場所との再会も、約束を取り付けたもの以上に、予期せぬところでの再会の方がインパクトが強い。 先日、神奈川県の国府津にいる友人を訪ねたとき、ランチを共にしたお店からすぐ近くにあるSHOP&GALLERY 「KURA」という施設に立ち寄ることに。 そこでは、平塚にあるデニムマンがデニム系(の衣類)を販売していたが、その中で売られていたオ

          Daily Life Essay「あじわい亭」 ~2品目~

          Daily Life Essay「あじわい亭」 ~1品目~

          ハレとアメ 晴れの日は晴れの楽しみ方、雨の日は雨の日の楽しみ方ができる人は、ある種の才能だと思う。野球をしていた小中高時代は、雨が降ってほしいと願いつつも、降ったら降ったで何をしようか悩んでいたことを思い出す。 最近読了した小説「日日是好日」の中で、こんな表現があった。 この表現を思い出しながら、雨上がりの太陽を感じながら散歩してみると、近所の神社で河津桜が咲いていた。 さらに歩を進めると、名前はよく分からない美しい花が咲いている。車で通り過ぎると気付けない、散歩したか

          Daily Life Essay「あじわい亭」 ~1品目~

          フードエッセイ『アイスクリームが溶けぬ前に』 #14 さくらんぼ(浜松)

          ナポリタン、オムライス、サンドイッチ、ホットケーキ。 純喫茶で食べるこれら四種の料理は、懐かしさと安心感がある。 浜松の中心部にある喫茶「さくらんぼ」は、外観がザ・純喫茶。 扉の額に可愛らしいさくらんぼの絵が描いてあるのが特徴で、外にメニューが書いてあるのもお客さんファーストだ。 カウンター席5席、テーブル席2つ。 少し狭目の店内からは、いろんな世代の会話が飛び交う。 結婚式に参加してきたのだろう女性2人組は、お店に掲示されているメニュー表が見えずらいのか(メニューの

          フードエッセイ『アイスクリームが溶けぬ前に』 #14 さくらんぼ(浜松)

          6curry&Photo|2024

          2024年1月

          6curry&Photo|2024

          フードエッセイ『アイスクリームが溶けぬ前に』 #13 珈琲西武(新宿)

          閉店、改装、リニューアル。 それまで続いてきたものが一度リセットされ、新しいドラマがはじまる。というと響きはカッコいいし、新鮮さが加わるのは良いのかもしれないが、その一方で、オールドな感じだから良かったものとか、文化とか思い出がみたいなのが振り返れなくなってしまう残念さみたいなのがある。 お店自体のリニューアルのように、純喫茶という文化も少しずつぼくたちの街から消えつつあるのかもしれない。まさに、このエッセイのタイトルのように、純喫茶という文化が溶けてなくなってしまう前に

          フードエッセイ『アイスクリームが溶けぬ前に』 #13 珈琲西武(新宿)

          フードエッセイ『アイスクリームが溶けぬ前に』 #12 カツ丼(かつや)

          定期的に食べたいもの。 それが頭に浮かんだ瞬間、今日は絶対これを食べる!と脳内に指令を飛ばし、我慢ストッパーのレバーを解除する。 ロールケーキ、寿司、焼肉、カレー。 2,3ヶ月でやってくる定期的に食べたいものローテーションは、いろんな料理たちで構成されている。その中の1つが、カツ丼だろう。 白身と黄身が分離されているものは基本食べれない、混ざっていたら食べれるという、わがままな要望があっても期待に応えられるフォルムと味。 しっかり卵に火が通ったパターン、半熟くらいのパ

          フードエッセイ『アイスクリームが溶けぬ前に』 #12 カツ丼(かつや)

          2024年にやりたいと思っていることを残しておかないと、零れ落ちてしまいそうで。

          <はじめに> 言葉にしないと、思っていたことを忘れてしまう。 少し時間が経ってから言葉にしたとしても、その時思ったこととズレた言葉になることもある。 言葉というのは、つくづく瞬間保存しておかないと、零れ落ちてしまうようだ。アイスクリームを食べずに放置していたら、原型をとどめなくなるように。 今年やりたいな、今週にやりきるぞ、今日やるぞというものたちも、 頭の中で思い浮かべていても、忘れてしまうことがある。なんかもったいない気がするのは、自分だけだろうか。 忘れたらもっ

          2024年にやりたいと思っていることを残しておかないと、零れ落ちてしまいそうで。