刺激的で非日常な街、歌舞伎町

いろいろあって新宿に降り立ったため、夜の歌舞伎町に初めて行ってみた。「明日、私は誰かのカノジョ」にハマり、その舞台ともなっていたことや、田舎育ちのため都会に対する憧れが昔からあったこともあり、いつか行ってみたいと思っていた。

実際に来て、歌舞伎町はなんて刺激が強いところなんだと思った。

そこにしかいない人、ものか大量にある。
ギラギラしたホストっぽい人、猫耳をつけたり何かの衣装を着て呼び込む男女、スーツケースをもった地雷系女子、その女の子たちを宥めているような男たち、密集した店とネオン、これらがこんなにも集まっているのは他の場所ではない。非日常が溢れている。

こんなに刺激的なところに慣れてしまったら、日常には戻れないだろうなと、歌舞伎町の世界を経験していない人間でも思った。

私は、どこかの店に入りたいとか、飲みたいとかは全く思わなかったが、歌舞伎町を歩いて、その雰囲気を摂取するだけで、「これが歌舞伎町…!」と胸をざわつかせていた。

綺麗な人、かっこいい人と飲みたい、遊びたい、騒ぎたい、こんな欲望を持っている人じゃなくても、歌舞伎町に魅せられてしまった。

楽しくて、興奮して、みたいな瞬間はライブに行った時や部活・サークルなどの活動、友達と遊んだ時など、多々あった。でも、こんなにも、「なんて刺激的なんだ…」と思ったのは初めての経験だったので、記録に残しておこうと思った。

私は、歌舞伎町で愉快に飲み歩いている人を見て、自分と滲み出るものの明らかな違いを感じた。ここにいる人たちはどうしてここにいるんだろう、来たんだろうと思いながら帰路についた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?