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60秒以内にPythonの変数入門〈講座2〉

変数概念について 

変数というのはデータに付けるラベルのようなもので、これがあることで複雑なデータにわかりやすい名前を付けたり、それで計算ができるようになったりします。 

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前回見たこちらの Hello World という文字列を変数に割り当てて使ってみましょう。



変数の使い方なのですが、今回 message(メッセージ)という変数名にしてあげて、データを割り当てるには「=」という記号を使ってあげてください。

message = "Hello World"

前回も見ましたが、文字列は「"(ダブルクォーテーション)」もしくは「'(シングルクォーテーション)」で囲って表現するので覚えておきましょう。


そこまでできたら Hello World の代わりに message が使えるので、printの中に message にしてあげれば OK です。

print(message)


それから、変数なのですが何回でも値を再代入することができます。


例えば次のように、message = "ビットコイン" と書き換えて再度表示してみましょう。


では実行してあげると

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定数概念について 

定数は変数とは違って、値の再代入ができないもので、プログラム中で変更されてほしくない値を保持するために使われます。


実は Python ではそうした定数を言語としてサポートしていないのですが、変数名を全て大文字にしたら定数のように扱おう、というのが慣習的なルールになっています。


例えば、管理者の名前を定数として管理したくて、この値は変更してほしくないという場合は ADMIN_NAME と全て大文字で書いてあげて、値を = "中村" のように割り当ててあげれば OK です。

BTC = "ビットコイン"にも同じで変更しない場合全て大文字で書いてあげます。

# 定数: 再代入できない
ADMIN_NAME = "中村"
BTC = "ビットコイン"

注意点:実際には値の再代入ができてしまうのですが、このように書いた場合は定数とみなすことが多いので値の変更などはしないようにしましょう。

今回のソースコードは下記となります。

# 変数
message = "Hello World"
print(message)
message = "ビットコイン"
print(message)

# 定数: 再代入できない
ADMIN_NAME = "中村"
BTC = "ビットコイン" 







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