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ニートの家計簿 4/18

飲みの誘いは断らない。

をモットーに今日もニートは生きてます。

こんばんは。エリートニートです。

昼から飲んで夕方フェイシャルエステで美白パックをしたのでまた元気に歌舞伎町へ。

そら豆。
春ですな。そら豆とビールで今日もニートなわたくしに乾杯。

うに。こちらのうにとそら豆は歌舞伎町の華彩にて。

場所を変えて思い出横丁へ。寿司辰の赤貝とサザエ刺し。赤貝が本当に美味しい。

中トロ。トロトロ。ご飯半分にしてくれるから食べやすくてありがたい。引き締まった中トロでくどくなく、それでいて味はしっかりと。

思い出横丁は不思議なところだ。観光客が多い印象だが、負けじと静かなオーラを放つ重鎮達がちらほらと。ここのエリアをずっと守ってきた眠れる獅子が寝起きに酒を今日もあちらのお店でこちらのお店で引っ掛けている。しかし、観光客や通りすがりのお客さんの邪魔はしない。姿を消しつつ消えない存在感。そんな人の強いエネルギーの集まった場所、それが思い出横丁。

うに。味がぎゅっと濃縮されていてうにの味が口いっぱいに広がる。
『塩で食べてね』と大将。

日本人に生まれてよかった。この食文化は後世にも伝えていきたい。社会に疲れたナイト達にも是非とも味わって頂きたい。わたくし以外の暇なニート達にも教えてあげたい。この美味しさ。

お寿司は時間をかけて食べるのが好き。大将と話しながら、隣の天使達と飲みながら、それでいてサクッと帰れるところも好き。

カウンターに座るとガラスケースの中に宝石のようにキラキラと輝くネタ達。どれをどう頂こうかしらなんて選んでいる時間が乙女心をくすぐる。
お寿司の後ろにそびえたつ龍宮城。少し勇気を出してノックしてみる『大将、あれは何ですか?』すると怖い顔の門番が瞬時に帝国王の威厳ある笑顔に変わり、迷った浦島太郎に教えてくれるのだ。

お寿司屋さんの店の雰囲気も、大将の手を通して全て一つに溶けていくあの空間も、お寿司という一つのワードがわたくしを未知のワールドへ連れて行ってくれるような胸の高まりも、全部含めてお寿司が好き。知らない人と食べるお寿司も、好きな人と食べるお寿司も、好き。助けた亀に連れられて職業安定所に通い、思い出横丁に行ってみれば、絵にも書けない美しさという美味しさの波に飲み込まれてしまう。

食欲を満たすためだけの美味しくもない味気ない飲食店ならこの繁華街にはごまんとあるのは知っている。
それでもわたくしは食欲の上の幸せを求めてしまうのだ。お寿司という名の乙姫がこっちへおいでと優しく手招く。
一度知ってしまったら欲深くなるのが人間。お腹が空いたら満たすだけでは物足りない。また会いたくなる、麗しの乙姫に。



後で開ける玉手箱の恐ろしさなんてまだ知らんぷりしていたい。
まだまだ暫くこの夢の中にいたい。ニートとして生きているこの月日だけは、もう少しだけお願いプリンセス。

夢の中だから夢中なのよ。

こんなロクでもない世の中だから、お寿司一つで幸せを感じられる、こんなロクでもないわたくしも歌舞伎町も愛さずにはいられないでしょ?




小さなポケットの玉手箱を開けるともくもくと白い煙に包まれる代わりにレシートの山が出てくるだけ、明日は明るい。

【2018 4/19】
出費

パン屋バゲッド代……¥291
セブンイレブン ……¥555
ファミリーマート …¥826
サブウェイ ……¥270
ローソン ……¥680
華彩飲食代 …¥6,400
寿司辰飲食代 …¥13,000
_________________________
合計 ¥22,022

そろそろ離職手当が振り込まれているはずなので記帳してきます協会会長:エリートニート

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