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30軒行って見つけた、ソウルで抜群にウマい飲食店!(おまけ付き)

少しでも胃に隙間を認識しようものなら飲食店に飛び込む、そんなデスマーチならぬデブマーチ旅行を重ね続けてはや5〜6年になりますが、この1年はソウルを主戦場としております。3日間と2日間の2回に分けて渡航し計5日間・約30軒の飲食店に訪問しました。

なにせソウルは飲食店と料理の選択肢が多いですよね!明洞や東大門で完結することも可能なのですが、名店とされるお店は比較的広範に散在しており、端から端だとざっくり1時間弱はかかるでしょう。また一般の方(=デブではない方)は観光や買い物もあることでしょうから「限られた時間のなかでどこに行くか」というのが非常に重要になります。

ということで、誰に求められたわけでもありませんが、30軒訪問した現時点におけるおすすめ飲食店を紹介してみたいと思います。(最後に「ソウルにおける美味しい飲食店の探し方」も付けておきますので、もしよろしければどうぞ!ソウルで訪問した全店舗リストもリクエストあれば共有します)

①チンジュチッ(テールスープ)

牛タン定食についてくるのがテールスープだと思ったら大間違いです。こちらのお店のテールスープは、(スープが超美味しいのは大前提で)肉の味わいや質感がとんでもないことになっています。出汁ガラなんかではなく、肉料理として秀逸です。お店を探すのが多少難しく、1人前約2,500円と韓国グルメのなかでは比較的高めですが、食べる価値しかない。

②肉典食堂(サムギョプサル)

ソウルでサムギョプサルのお店を調べると必ずあがる名店らしいのですが、僕の知る限り銀河一美味しいサムギョプサルです。肉の下ごしらえ・焼き方・食べ方、全部が素敵。ほのかな熟成香と完璧なメイラード反応。モクサル(首の肉)も笑っちゃうくらいおいしいので、サムギョプ⇆モクの無限ループを体験必至です。

③良味屋(ホルモン焼き)

こちらのお店への訪問は、悩みに悩んでフライト前に無理やりねじ込みました。本当に行って良かった。もし行かなかった世界線の自分がいるとしたら嘲笑ってやりたいです。日本でホルモンを推してるお店にも結構行ってると思いますが、このお店で初めて「ホルモンが美味しい」の意味がちゃんと分かりました。柔らかいけどコリコリ、という食感がファンタジー。

④クンキワチッ(カンジャンケジャン)

こちらのお店は、(もちろんとっても美味しいのですが)なにせお店の雰囲気そのものがとても素敵です。古民家を改装した建屋。静かな店内。伝統的な家具や小物に囲まれながら、滑らかな金属の食器でいただくたくさんの副菜、そしてカンジャンケジャン。癒されると同時に大人になったわ、と確信するでしょう。

おまけ

冒頭でも書いたとおり、ソウルは魅力的な飲食店がたくさんあります。でもせっかくの旅行なのでゴハンは絶対外したくない、ですよね。なので、どうすれば効率的にソウルの飲食店を調べ、美味しいお店を見つけることができるか、自分なりの方法をまとめてみました。

「地球の歩き方」を使う

いきなりめちゃくちゃありきたりですが、旅行ガイドブックでいうと、「地球の歩き方」が総合優勝だと思います。「情報量が多すぎる」、「写真がすくない」といった批判もありますが、最近はかなりカジュアルで写真多めなレイアウトになってるように思いますし、個人的には二度目・三度目の旅行でも耐用する情報量は有益です。ソウル版はグルメ情報のまとめ方が素晴らしく、一読すればどんな選択肢があるのか、どのエリアにウマいお店が集まっているのかがすぐにわかります。

ポータルサイトでクーポンが発行されていないことを確認する

しかし「地球の歩き方」に掲載されているお店は相当に観光客慣れしています。それはそれで良い部分もあるのですが、逆に「店内が日本人で埋め尽くされている現象」も発生しやすくなるので、ひとによっては色んな意味で「あれ?笑」ってなると思います笑 そこで日本人集客に力を傾けているお店を除外する手法として、日本人向けポータルサイトである「Konest」あるいは「Seoul Navi」を確認して、日本人向けクーポンが発行されていないことを確認するという方法があります。個人的には、地元の人から支持を得ているお店の味わいを体験するのが好きなので、こうしたアプローチをとることがあります。(なおKonestとSeoul Naviは情報ソースとしての網羅性が半端じゃないので、ガイドブック買わずにここだけ深掘りするというのもありかもしれません)

「◯大キムチチゲ」「◯大ポッサム」といったキーワードで検索する

地球の歩き方やポータルサイトを深掘りしていくと、「◯大〜(料理名)」といったキーワードを見かけます。たとえばキムチチゲで言うと「3大キムチゲ」や「5大キムチチゲ」というキーワードが目に入ってくるでしょう。つまり韓国では「この料理!」といえば「あそことあそこ!」といった形で認識されている老舗が数多くあるわけですね。なので「本格的な●●が食べたい!」といった料理があれば、こうしたキーワードで韓国が好きな日本人のブログなどを探してみてはいかがでしょうか。

書いてたらいますぐにでもソウル行きたくなってきました笑
長くなりましたが、誰かのお役に立てば幸いです。

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