2023上半期を気ままに振り返る

2023年も半年が終わってしまった。前回の投稿が半年前なので時の流れの早さを改めて実感する。目まぐるしい半年だったが、映画、ドラマ、書籍、ラジオが日常を支えてくれていた。この半年、自分は何に心を動かされ、何に力をもらっていたのだろう。

ドラマ
『今夜すきやきだよ』(テレ東/トリンドル玲奈、蓮佛美沙子ほか)
『ブラッシュアップライフ』(日テレ/安藤サクラ、木南晴夏、夏帆ほか)
『大奥』(NHK/冨永愛、堀田真由、仲里依紗ほか)

2023年も連ドラは47本(うち完走13本)見てきたが、とくに心に残っているのは上の3本だな~~。女性同士の共同生活を描いた『今夜すきやきだよ』、転生モノでありながらささやかな日常の描写が巧妙であった『ブラッシュアップライフ』、徳川将軍が女性という男女逆転SFの『大奥』がズバ抜けて面白かった。今年まだ半年あるけど、『ドラマランキング2023』作るとしたら少なくともベスト10には食い込んでくるであろう良作たち。いずれも1~3月という寒さ厳しい時期に大きな支えになってくれた。

あと、朝ドラ!!本放送の『舞いあがれ』『らんまん』ももちろん良いのだが、再放送勢もアツい!!!『あさが来た』『あまちゃん』『梅ちゃん先生』ってヤバいだろ。地殻変動起きるぞ…!?というくらい見事なラインナップで追うの忙しんだけど楽しい。


映画

映画は上半期で13本観た。三浦透子×前田敦子×伊藤万理華の『そばかす』や辻村深月原作の『かがみの孤城』、今泉力哉×有村架純の『ちひろさん』、2021年以来2年ぶりの続編『東京リベンジャーズ2』、坂元裕二×是枝裕和の『怪物』など素晴らしい新作もたくさんあったが、個人的には再上映シリーズが楽しかった。
何かの記念で名作を劇場で再上映するという企画が毎年あるのだが、今年は積極的に乗っかろうと思った。映像作品に興味を持ったのが大学生の頃で比較的遅めのため観てない名作全部観てやるのマインドで日々生きてる。。。

上半期では
『タイタニック』
『ジュラシック・パーク』
『ジュラシック・パーク ロスト・ワールド』

以上を鑑賞したがまあ面白い!!タイタニックは25周年記念、ジュラシックパークは『午前10時の映画祭』(久しぶり!)で観たけれど、やはり再上映されるだけの面白さ、深さがしっかり内包されていた。

やはり映画館でしかできない映像体験があるな~~と何度も思わせてくれた名作たち😭


ラジオ

『NTT Group BIBLIOTHECA THE WEEKEND LIBRARY』

社会人になってからラジオがより好きになって色々な番組をかいつまんで楽しませてもらっている。『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』『パンサー向井の#ふらっと』『安住紳一郎の日曜天国』などなど、リアルタイムでも聴くし、radicoのタイムフリーでも聴く。
あえて個人的ベストを選ぶとしたら今年はじめに出会って以来、毎週欠かさず聴いている『NTT Group BIBLIOTHECA THE WEEKEND LIBRARY』だ。
これは館長の山口周と図書館司書の長濱ねるが毎週1冊の本を取り上げて、それに関するテーマを掘り下げていくという番組である。本当に知的で面白い!!2人の掛け合いも最高だし、山口周氏が列挙するたとえが本当に分かりやすいので、一見難しい概念でもすっと腑に落ちる。
なかでも、1月初頭の放送回で山口氏が取り上げた

 卓越性とは行為ではなく習慣である
(アリストテレス)
 善く生きるために損得の一面に徹せよ
(二宮尊徳)

という言葉はずっと心のなかに残っている。


書籍

これはラジオと話つながるのだが、書籍も山口周祭りだった!!

Tweetしている通り、あまり作者で本を選ぶことはないのですが、今年は山口周さんの著書を集めに集めまくり、線を引き、メモを取りまくった。

大学で哲学を学んでいた会社の上司に強制的に本をプレゼントするなど、
半ば奇行とも言えるような行動に駆り立てられるほどの影響力だった(笑)

ほかには、辻村深月の『傲慢と善良』、YOASOBIやヨルシカなど「原作がある音楽の原作」を読んだり、WBCフィーバーで大谷翔平の『道ひらく、海わたる』を読んだりと好きなものを好きなだけ読めて良かった。

音楽

音楽に関してはSixTONESの『こっから』YOASOBIライブの2強。

『こっから』は日テレ系ドラマ『だが、情熱はある』の主題歌だが、本当にかっこよい!!!ラップの曲調然り、MV然り、ダンス然り。とにかくかっけーーので色々な人にみてほしい。もちろんドラマも最高でした。

YOASOBIは電光石火LIVEということでツアーが行われており、そのなかのさいたまスーパーアリーナ公演に行った。とにかくLIVEだった…。爆音で、キラキラした演出で、観客も声出して盛り上がった。この1カ月前にヨルシカのLIVEに行ったが、こちらはずっと座っていてじっくり聴く形態。

どちらもそれぞれいいが、今回はブチ上がる系のYOASOBIライブがとくに印象的だった。「セブンティーン」「祝福」「怪物」「夜に駆ける」「群青」「アンコール」「アイドル」、、、。終わったその日の帰り道に「早く次のライブに行きたい」という未来への楽しみを抱かせてくれるものだった。

ほかにも先述した通りLIVEにも行ったヨルシカ(「春泥棒」「ただ君に晴れ」「靴の花火」「アルジャーノン」、、、。)や、WBCの大谷フィーバーで5年ぶりにハマった「The Greatest show」、朝ドラ『らんまん』主題歌のあいみょん「愛の花」、『推しの子』EDの女王蜂の「メフィスト」等々

音楽も日常を彩ってくれて本当に感謝しかない。



2023年上半期はドラマ13本、映画13本、書籍9冊、アニメ3本を完走した。昨年よりもかなり少ないが、自分の選球眼を信じて絞った結果なので数以上の満足感を感じている。

半年後、2023年末には自分は何を感じているだろうか。
上半期楽しそうでいいなと嘆いてるだろうか。
下半期の方が楽しかったと誇っているだろうか。

卓越性とは行為ではなく習慣である

本文でも触れたが、ラジオで拾ったこの言葉を信じて日々過ごしていけば、また新しい景色が見えてくるだろう。そう信じて、今日も生きる。


2023.6.30





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