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OBS NDIでハードウェアを使わずにkey & fill (エクスターナルキー合成)を出力する方法

key & fill (エクスターナルキー合成)を出力したいケースありますよね。OBS NDIを使う方法を書いておきます。忘れそうなので…。

  • ハードウェアがないのでDecklink Outputを使えない

  • ディスプレイを2つ繋げないのでkey & fillを出力出来ない(mac bookユーザ)

こんな人でも安心です。一方、NDIが使える環境であることが制限です。

結論: OBS NDI outputを使う

NDI Monitorでモニタリング(左)でOBS outputのkey, fill出力(右)を確認

結論から書くとOBSのスタジオモードでkey & fillをそれぞれ

fill: program
key: preview

にアサインすると、自動でOBS NDI outputに出力されます(同不順)。

出力確認はNDI toolsを使えばよいです。

OBSでやること

OUTPUT設定

obs-ndiを入れてください。以下の設定でMain, PreviewをOutputします。

ツール > NDI Output settings 

NDI Output Settings
Main, PreviewをOutput

key & fillを作る

fillを複製してkeyを作る

まずはfillを複製してkeyを作ります。keyは今回白を使いましょう。ここは適宜調整してください。

抜きたいところは黒、表示したいところは白、半透明はグレー

keyの色をグレースケールにする方法にはフィルタを用います。

keyを右クリック > フィルタ > エフェクトフィルタ 

* 彩度を0に
* 輝度をmax 

これで完全に同期する2つのkey & fillソースが出来ました。

スタジオモードでprogram, previewにkey & fillをアサイン

key & fillをprogram, previewにアサイン

OBSでスタジオモードを使いkey & fillをprogram, previewにアサインします。OBSでやるべきことはここまでです。

NDI 出力を確認する

NDI Video Monitorで同時出力をチェック

NDI Video Monitorでkey & fillが同時出力されているかをチェックします。(実はアプリを複製すると複数個のNDIをモニタできる裏技があります)

以上です。

こちらを参考にしました

key fillの説明はこちらが詳しいので譲ります。

原案はこちらから頂いています。

OBS NDIはこちら。



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