見出し画像

上川のホットドッグ屋に執着している話

昨年旭川でのクレインズ戦に、地元のホットドッグ屋さんが道北アークス大雪アリーナが出店していた。いや地元っつっても上川から旭川まで30kmくらい離れてるけど。
試合は(後に報道される)選手への給料未払いを起こしていたクレインズ相手にいいところなく連敗し、アイスバックスにとって旭川はろくでもないところだなと認識を新たにしたわけだが、ホットドッグは美味かった。

こうやってよくわからない土地の人と繋がれたりしたんなら、はっきりいって謎すぎた旭川開催も意味はあったかなと、負けた悔しさを噛み殺しながら思っていたわけです。クレインズとの良縁がなぜか続き、その後ホットドッグ屋さんは釧路の試合でも出店してくれている。上川から釧路は200kmくらい離れてるし、高速道路も未整備区間が多い。しかも旭川では出なかったポトフまでメニューに出ていた。僕は当然激怒した。試合より食欲の方が大事だ

(ポトフは先日初めて食べられました。体調が整いました)

そして、ここからいろんなことが起きる。

クレインズは、結局選手が離脱して終わってしまった。釧路は楽しい、ひがし北海道は素晴らしいと事あるごとに言い続けて、感染症での無観客以外では全て遠征したけど、クレインズはなくなった。アジアリーグに釧路は必要だとキャンペーンを張って、日本製紙廃部以来クラブチーム化の片棒を担いでいた僕の、言葉にできない澱が心に沈んでいた。今だって、そうだ。

一方上川のホットドッグ屋さんは、クレインズを離脱した選手で結成した北海道ワイルズや、クレインズのライバルであるレッドイーグルス北海道の試合にも、キッチンカーで今季も出店してくれている。

クレインズやGM清川くんは、確かに釧路にチームを残せなかったけど。だからムダだったとか、やめておけば良かっただなんて、少なくとも僕はそんなことは思っちゃいない。僕が東京で偶然食べたホットドッグの名店「マチガイネッ」の名を受け継ぐ上川の名店をアイスホッケーと繋いでくれたことに感謝している。旭川で試合をやって良かった。

旭川の試合の後に上川層雲峡へ氷瀑祭りを見に行き、気温マイナス15度の中で凍え、行き帰りのホワイトアウト真っ只中の運転に難儀して、旭川はともかく上川に来ることは人生でもう無いだろうと思っていたのだけど、今はなんとかして上川へ行きたい

「マチガイネッエゾベース」本店でホットドッグが食べたい!

そう思った先日の苫小牧遠征でした。

※1、札幌東急百貨店での出店の結果、他のイベントにおお忙しでアイスホッケーから撤退する可能性があります
※2、アイスバックスファンは必ず苫小牧遠征に行って一人最低2本は食べること。日光への遠征出店は丁重にお断りいたしましたので是非現地でどうぞ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?