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法人の方は特に必見!!Notionについてまとめてみた


Notionってどんなアプリ?

Notion(ノーション)は、オールインワンの作業スペースとして知られるプロダクティビティツールです。Notionは、ノートの作成、タスクの管理、プロジェクトの追跡、ドキュメントの作成など、さまざまな作業を1つのプラットフォームで統合的に行うことができます。2024年にはNotion Calendarもリリースされ、使い方の幅も広がっています。
ノーコードでDBの設計ができるため、プログラム等の専門的な知識がなくてもDBを設計できます。また、複数のDBを一つのDBに集約させることができるので、一元管理に向いています。

DBとは?

DBの設計ができると記述させていただきましたが、DBとはデータベースの略で大量のデータを検索しやすいように整理されたデータの集まりです。
例えば、従業員の情報を「氏名」や「電話番号」ごとに整理したり、商品情報を「商品コード」別に分類して管理することが出来ます。
データベースにはいくつかの種類が存在しますが、その中でこのNotionはリレーショナル型データベースであり、リレーショナル型データベースは表の形式でデータを管理するタイプで、複雑に関連している情報でも整理がしやすいという特徴があります。
※このブログではデータベースをDBと略して記述しています。

Notionを使うメリット

Notionは様々な用途に利用でき、メリットも多く存在します。

料金が安い

Notionは他のサービスと比較しても、格段に安価です。有料プランにはプラスプラン、ビジネスプラン、エンタープライズプランの3つが用意されています。特にプラスプランは、一人あたり10ドルで提供され、非常に手頃な価格です。
年払いにすると、プラスプランは8ドルまで安くなります。各プランには人数の上限が異なりますが、Notionの料金体系は、メンバーと呼ばれる編集権限を持つユーザーだけが料金の対象となる仕組みです。したがって、極端な例として、1人だけがメンバーで残り99人がゲストの場合、100人でNotionを使用してもわずか8ドルしかかかりません。
Notionの構築権限を持つユーザーだけをメンバーに設定し、単に閲覧や使用するユーザーをゲストに設定することで、効果的にコストを抑えることができます。

出展(https://www.notion.so/ja-jp)※2024/04/04時点

プロジェクト管理・在庫管理などの法人向けの機能を実現出来る

Notionは、プロジェクト管理や在庫管理など、企業で不可欠な機能を低価格で提供できるため、多くの企業にとって有益なツールとなっています。
通常、企業は社内向けシステムをベンダーから導入し、業務を管理していますが、これには導入コストがかかるだけでなく、企業の規模によっては手を出しにくく、業務改善に対するハードルが高まるというデメリットがあります。
Notionはこの課題を解決するため、低価格で利用でき、企業の規模に関係なく手軽に導入できるため、業務改善に前向きな環境を提供します。また、ユーザーが独自の管理方法を導入しやすい柔軟性も備えています。これにより、企業は自らのニーズに合わせた効率的な業務プロセスを構築することが可能です。

家計簿やスケジュールなど、個人用の使用でも役立つ

Notionは個人利用にも非常に使いやすく、魅力的な機能がいくつかあります。
まず、個人利用では容量が無制限で無料で利用できます。これにより、多くのデータや情報を効果的に整理・保存することができます。
また、Notionを活用することで、個人の家計簿の作成やスケジュール管理など、様々な目的に利用できます。例えば、家計簿のアプリは様々ありますが、自分に合ったものを見つけるのは難しかったりします。Notionはあくまで汎用的なDBツールなので、ユーザーは自分の好みやニーズに合わせてカスタマイズすることが可能です。これにより、自分にとって最適な形でデータや情報を整理し、管理することができます。
個人でまず使用してみて、自分の会社に取り入れられそうだったら取り入れる。というのもおすすめです。

ノーコードで自分の好きなようにDBのカスタマイズが出来る

Notionはノーコードでデータベース(DB)を自分の好みに合わせてカスタマイズできるのが特徴です。一部関数を使用する場面もありますが、全体的にはプログラミングの知識がなくても簡単に構築が可能です。
企業がNotionを利用する場合、専門の人材を雇わなくても、ユーザー自身が必要なデータベースを作成し、管理することができます。これにより、企業はNotionの導入に大きな時間や経費をかけずに始めることができます。同様に、個人が使う場合も、特別な専門知識がなくても手軽に利用を開始できるのが魅力です。Notionの柔軟性とユーザーフレンドリーなインターフェースにより、多くのユーザーが自分のニーズに合わせたデータ管理を容易に行えるようになっています。

NotionのDBを作ってみた

今回は入門編ということで、最後にNotionのDBを実際に作ってみようと思います。
そんなに難しくないので皆さんも一緒にやってみましょう。 今回、アカウント作成の手順等は割愛させていただきます。

DB作成手順

①アカウント登録を済ませ、Notionにログインする
まずはアカウント登録を済ませましょう。
1人用だと、容量制限がないので、最初は一人用のNotionで慣れるのをお勧めします。
②左上『新規ページ』よりページを作成

左上、『新規ページ』より、ページを作成します。
③タイトルを入力

すると、このような新規ページが立ち上がるのでタイトルを入力しましょう。
④『新規ページを追加』より、『テーブル』を選択

⑤右下、新規データベースをクリック

⑥データベース完成!

まとめ

この記事では、Notionをまだ利用したことがない人向けに、Notionが何かについて詳しく紹介しました。Notionは使いやすく、価格も手頃で、個人利用ならば無料で試すこともできるメリットがたくさんあります。初めての方は個人で利用してみて、その後に組織としての利用を検討するのも良いでしょう。
次回以降の記事では、Notionで実際に家計簿やプロジェクト管理といったものを実際に作っていきます。どうぞお楽しみに!

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出展・バージョン情報(記事投稿時)

Notion 2.38.23.13.0.164
※画像の出展(https://www.notion.so/ja-jp)
※画像の日付(2024/04/04)