「カラダに優しいゴルフ」ということを
ゴルフというスポーツ自体から考えてみる。
第４回のテーマは【ゴルフウェア】
今回が第５回目になります。

【芝生の上を歩く】

体重50kgの人が歩く時、膝には同じだけ荷重がかかります。
では、走った時はどうでしょうか。
着地した方の膝にかかるそれはなんと150kg！
実に歩いた時の3倍にもなると言われています。
まして現代社会は芝生や土を歩けるところは少なく、
アスファルトやコンクリートばかり。
人の体重がそのまま衝撃となってカラダに跳ね返るため、
膝だけでなく、足首、股関節、腰などへの負担も懸念します。

一方、ゴルフ場はどうでしょうか。
クラブハウスや練習場周辺はアスファルトの箇所がありますが、
コースに出てしまえばほとんどが芝生か土。
着地時の衝撃を吸収してくれますから、
カラダヘの負担もかなり軽減されます。
全力で走ることもありません。

また、芝生は植物ですから、
光合成によって二酸化炭素の吸収や酸素供給され、
芝を刈ったときにはマイナスイオンが生成されると言われています。

他にも、
・地面の温度が上がり過ぎない
・太陽の照り返しが少ない
・緑に囲まれることで心理的
・緑を見ることは眼に良い
など良いこと尽くし。

地に目を向けた時、
ゴルフ場の芝生も、
「カラダに優しい」と言えるのではないでしょうか。