まだ東京にいくつもり?

郷土愛を歌う人らに告ぐ。

地方創生云々の前からも
地元の愛だの
郷土愛だのとは良く聞いたフレーズで
そのどれもが自身の感覚とは違っていた。

そもそも郷土愛とか
子供らには理解しにくいし
大人には言葉にはやりずらい。

これを見ている人は
郷土愛とは何か説明できるかね?

私にとっては
郷土愛とは「切り取れない記憶」
の一片を作る映像の記憶
要するに記憶だ。

自分自身が大切にしたい記憶
誰にも犯されない美しい記憶
自分自身でも否定できない記憶

この記憶には
特別な友情
普段とは違う風景
この二つの要素が必要だ。

全ての経済原理に言える事柄がある
それは、企業は新しい顧客を獲得して
行かねばならない。
が、それには莫大な経費が必要で
最も重視することは
今の顧客をどれだけ満足させられるかに
懸かっている。

これは郷土愛でも同じと思う。

地元で生まれた人は
無条件でこの場所に生まれたという
避けられない事情ある。

親を選べないと同意で
場所も選べないのである。

しかし、そこで生活し
若い記憶を積めば
愛着を覚えるのは動物全てだろう。
生きやすい環境は
今住んでいる場所がそうなのだ。

地方創生はいかに他の
人財を奪う事ではなく
いかに、今住んでいる若い人が
ここを離れたくないと思える事か
ここにつきると思う。

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