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画像生成AIの仕組みとAIアートの闇

はじめにAIによる画像生成の仕組みについて、まったく分かっておられない方が多く、過剰な万能性を期待したり、空想的なイメージを裏切られて実態に勝手に失望したり批判する姿が多く見られました。そこで啓蒙のために画像生成AIの仕組みについて簡単に説明したいと思います。専門家ではないので間違っている部分も多々あると思いますし、そもそも全部説明できる訳ではないので簡略化されたものだと思ってください。 画像生成の仕組み画像生成の仕組みは単純に言えば、画像認識AIの入力側と出力側を逆転させ

    • Stable Diffusion Prompt (呪文)攻略

      1週間ほどStable Diffusionで遊びまくった結果、自分の望んでいるような画像を格段に高い確率で生成させられるようになったので攻略法を紹介します。 どれぐらい攻略したかというと、「少女終末旅行のような画像」を生成したいと思ってPromtを用意し、Stable Diffusion Demoの4枚生成で1度生成、Promptを修正した2回目でこれが出せるぐらいになりました。 コツはStable Diffusionがどういう言葉をどう学習しているかの傾向を把握する事、

      • ドット絵での木の描き方

        仕事で描いたのでドット絵での木の描き方をまとめます。この描き方の例のドット絵は仕事で描いたものではないですが。我流なので他の人と絶対に一緒では無いし、唯一の正解でも無いと思います。 木は立体図法、遠近法を使わない横から見た2Dのゲームで使用する事を想定したものにします。光源は左上、色数は16色以内、輪郭アリ、キャンバスサイズは64x64ピクセルとします。ここらへんは本来、他の素材やゲーム自体の環境に合わせて決めておきます。 はじめに題材である木の資料を集めます。描く題材が

        • アプリを作る前に宣伝について考えよう

          こんにちわ、零細ゲームアプリ開発者のsiba.です。今日はゲームに限らずアプリ開発で重要な宣伝について書きます。え、開発に重要なの?って思うかもしれませんがゲームアプリにとって宣伝は命です。なので書きます。 面白いゲームなら評価されるとは限らないゲーム開発者ならたくさんの人に手にとってもらいプレイしてもらうのが本望だと思います。ではそれを実現するのは面白さでしょうか? 答えはNOです。世の中のスマートフォン・タブレットユーザーは面白いゲームを探すときにストアでインディーの掘

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          ドット絵でゲームを作れるゲームエディターの話

          この記事はドット絵 Advent Calender 7日目の記事です。 https://adventar.org/calendars/3094 こんにちは、もしくはこんばんは。零細ドッターのsiba.です。今回はドット絵でゲームを作る環境(ゲームエディター・ゲームエンジン)のお話をさせていただきます。 とりあえず、今回は私が使用した経験のあるMultiMediaFusion2(現在はバージョンアップしてインディゲームクリエイター)とGameMaker:Studio(現在は

          ドット絵でゲームを作れるゲームエディターの話