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2021セレッソ大阪チーム始動記者会見

出席者:森島社長、梶野統括部長、新加入選手及び新スタッフ、(司会)島村さん

<社長挨拶>

昨年はコロナ禍でシーズン最後まで戦い抜けた点はサポーター、スポンサー、Jリーグ関係者、医療関係者のおかげであり、大変感謝。2020シーズンはタイトル獲得を目標にしていたが、4位に終わった。ただ、何とかACLのPO出場は勝ち取れた。これからクラブがどのようにタイトルを目指し、発展するかを考え、昨年に理念を策定した
新しいクラブ理念は今まで使ってきたスローガンの「SAKURA SPECTACLE」。これを皆様にわかりやすく伝えると、「面白い試合を見せ、観戦者の心をワクワクさせたい」というもの。構成は大きく3つあり、ミッション、ビジョン、行動指針
ミッションはサッカーを核とする事業を展開し、夢・希望・感動にあふれたスポーツ文化の振興と地域社会の発展に貢献
ビジョンは大阪のシンボルとして、アジア、そして世界に咲き誇るクラブになる。これは優勝を目指し、大阪と言えばセレッソと言ってもらえるようなクラブを目指す。最高にワクワクするエンターテインメントを提供するクラブになる。これは面白い試合を見せ、選手の躍動、観客の心を動かす、試合を観ると元気になる、というものを目指す。最後はスポーツとその関連領域を牽引する育成型クラブになる。セレッソにはレディース、ユース、食育などの関連事業がある。選手/指導者としてセレッソに来たら、日の丸を背負える、というクラブを目指す。この3つのビジョンを目指したい
行動指針は8つ。8番目の「セレッソの一員である誇りを持ち、次世代につなげ」、というものはセレッソのエンブレムを付けてみんなの思いを背負ってクラブを良くする、自分の力で、という思いで行動する、ということを大事にやっていきたい
2021年はクラブ理念に拘り、ゴールを目指し、タイトルを目指し、トップ3を目指す。また、ACLではPOを勝ち上がり、Jの代表として決勝トーナメント進出を目指す。2017シーズンの優勝メンバーを中心に期限付き移籍で経験を積んだ選手、他のチームで経験した選手が加わった。一致団結して勝利を目指したい。コロナは継続しているが、クルピ監督の下で一致団結し、セレッソファミリーとして、6月に生まれ変わる新スタジアムと一緒に良いシーズンを送りたい。2021シーズン、選手の躍動に期待して頂きたい

<チーム編成の説明>(梶野統括部長)

今シーズンの編成は昨季の主力に他クラブの主力を加え、レンタルバックの選手。ACL出場があるので、日本人を多く加えた。セレッソはアカデミーからの育成を含め、途中加入の選手が世界に羽ばたくのも育成。これをもとに最低トップ3を目指す

<クルピ新監督挨拶>

コンニチワ。セレッソに戻り、色んな人に会えて嬉しい。自分のいるべき場所に戻ってきた、という気持ち。今年は選手も楽しくサッカーをプレイして、サポーターと一緒に強いチームを作っていきたい。非常に難しい時期だが、皆さんとともに1つのチームを作り、できること、サポーターと一緒に戦って笑える1年にしたい。改めて感謝の言葉しかない。今年、最後に笑っていられるような環境を作れるように頑張る。ドウモアリガトウ

<タガート選手よりビデオメッセージ>

目標はリーグタイトル。今年は初めてのJ1リーグ挑戦。自分の特徴は動き出し。最終ラインでDFを振り切り、オフサイドを避け、最大の特徴であるゴールを決める。素晴らしいクラブで素晴らしいサポーターの前でプレイできるのは楽しみガンバリマス
※チアゴ、白沢通訳は不在。その他選手のコメントは割愛

<質疑応答>(敬称略)

(読売ニシ)
Q:補強について、去年のチームには戦力として足りなかった点と何を補強したのか?
A:(梶)昨年のチームは素晴らしかったが、層が薄かった。そのため、層を厚くした
Q:GKが少ないが、ターゲットはいるのか?
A:(梶)GKは補強の最中
Q:補強の総合的な手ごたえ
A:(梶)オファーした選手をほぼ獲得できた。補強の成否を評価するのはシーズン後になる
Q:チームの印象が変わった。ACLもあるタイトなシーズンとなる中、また、成績が上がっていた中で監督交代をしたことで、ファンが求めるレベルもかなり高いはず。意気込みは?
A:(森)成績が上がってきた中で監督を交代した。ACLもある中、勝ち切るためには得点が必要。時間がない中で得点を取れるようにするため、経験豊富なクルピ監督に纏めてもらう。中核だった選手を中心にしっかりコミュニケーションを取れれば、POからでも勝てる。POを勝って本戦に臨むことがJクラブとして求められており、キャンプからしっかり取り組み、ベストを尽くす。十分期待して頂きたい
Q:チームの顔として8番を背負っていた柿谷が他クラブに移籍し、昨日にはヨニッチも海外移籍。移籍の経緯、クラブの思いを可能な範囲で話してほしい
A:2人対して、クラブとしては残ってほしい旨を伝えたていたが、最終的には本人の意思を尊重した。ただ、それに代わる選手を獲得できている、と思っている

(産経キタガワ)
Q:今年どんなサッカーを展開したいのかお伺いしたい
A:(ク)僕とマテルが戻って来られて嬉しい。森島社長、梶野部長にはお世話になっており、僕たちのことをわかってくれている。グランドの内外でベストを尽くし、2人を頼る。また、「攻めるサッカー」を見せたい。攻めるサッカーは本当に楽しく、サポーターも楽しく見てくれる。守る時間が短ければ、勝てる可能性も高くなる
Q:新加入選手の特徴、どこを見てほしいか?
A:(進)ストロングポイントはしっかりと相手の攻撃を跳ね返し、危険な部分を察知できる点。また、攻撃においても流れの中、セットプレーから絡むことができる
(原)攻守両面でボランチとして特徴を見せられるようにやる
(新)左右のSB、CBができる点はユーティリティ性。また、アグレッシブにボールを奪いに行く
(為)ドリブルで1枚剥がすことなど
(大)得点を取ること
(鳥)スピード
(加)オフザボール、得点、アシスト
(松田)ハードワーク、得点、気持ちの入ったプレイ
(松本)運動量、攻守の起点になるプレイ
(松井)コーチング、安定したプレイ

(朝日タカオカ)
Q:チームに浸透させたいことは?
A:(ク)どのチームも攻めて勝つことを求めている。そのためにはチームが同じ方向を見なければならない。それができればタイトルに繋がる
Q:J1での最多得点を更新することへの期待、思いは、数字の目標は?
A:(大)どんどんして更新いきたい。あと15点で200得点に到達するので、ここを目指したい。ただ、チームが勝つ点を取るのが1番

(エルゴラ小田)
Q:タガート、チアゴは入国制限のようだが、合流目途や現状は?
A:(梶)コロナ対応は政府しかわからない。今のところ他クラブの海外選手と同様の時期に合流予定
Q:ヨニッチは素晴らしい選手だったが、手放さざるを得なかった点に対して金銭的なメリットはどれくらい?
A:それなりの対価はあった。ただ、対価を目的とした移籍ではなく、全力で説得した。その中で彼の判断を尊重した、という経緯
Q:昨年までどのようにセレッソを見ていた?
A:(進)チームとしての規律がしっかりしており、安定的に上位を目指せるチーム。攻撃はアグレッシブで守備は整理され、対戦相手として難しかった
(原)攻守両面でオーガナイズされ、対戦相手で色々変えていた。やっていてものすごく嫌だった
(新)まぁ、あの、進藤、原川選手と同じ意見です
(為)そう…ですね…一緒ですね…
(大)去年はJ2だったので見ていなかったが、ポジショナルプレーで安定したサッカーをしていた。ただ、複数得点はなかった
(鳥)攻撃的なサッカーでいつも安定して上位にいる
(加)技術の高い選手がいる、という印象
(松田)守備は堅く、攻撃ではアイディアを出す。上手いチーム
(松本)良い選手がいて、良いチーム
(松井)一緒です。まとめて、一緒です

(日刊スポーツヨコタ)
Q:セレッソ入団時、現役最後はセレッソでという発言があった。あと何年やるのか?また、初めて付ける背番号20への思いは?
A:(大)セレッソを初めて出た時からセレッソでキャリアを終えたい、と思っており、その後も色々なチームでお世話になった。15年振りに加入できたが、戻ることはできないだろうな、とも思っていた。戻って来られて嬉しい。20番はいつもお世話になった西澤さんがつけていた。20番を付けるのも嬉しい
Q:クルピの印象
A:(大)攻撃的で魅力的。一緒にやりたいと思っていた。このタイミングで一緒にやれるのは光栄

(DAZNクロカワ)
Q:ヨニッチの移籍で進藤への期待は大きい。これまでにCB、SBの経験もあると思うが、どこで勝負したい?
A:(進)CB、SBのどちらでもできるが、どこで使うかは監督が決めること。守備の基本はポジションが違っても変わらないし、基本に忠実にプレイする。移籍に伴う期待はプレッシャーだが、責任感に繋がるし、良いプレイへと繋げたい
Q:多くの代表選手を輩出したクルピの下でプレイすることについて
A:招集されたものの、試合には出ていない。代表に定着できるよう、セレッソで頑張る。監督、選手も含め良い環境なので、そこで優勝争いに加わるような良いプレイができれば、代表も見えてくるだろう
Q:左足首の状態は?
A:トレーナーと相談して良くなっている。キャンプ、開幕には問題なく合流できる

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