11/20(金)、19時。仕事が終わらないものの新幹線の時間が迫っている。なので僕はパソコンをシャットダウンせず、そのまま新幹線に持ち込むことに決めた。
いそいそと残りの仕事を済ませながら僕を運ぶ新幹線の目的地は新神戸。久しぶりの三ノ宮である。かつてはここでアルバイトもしていたっけ。
そんな旅の目的は3月に開催されるはずだった友人の結婚式。それがコロナで8月に延期され、さらに11月に再延期となった。待ちに待った友人の結婚式である。去年、一昨年は友人の結婚式ラッシュ。2年連続で年に9回も結婚式に参加したので結婚式に小慣れてしまい、出て行くお金を少し寂しげな気持ちで見つめながら式でたらふく酒を飲み散らかしていた。
しかし、今年はこれが1回目。まるで初めて結婚式に来る人のようにギリギリにお祝儀袋と新札を用意し、そして招待状を忘れてしまった。
コロナ禍で2回も結婚式が延期したので、2度あることは3度ある、になるかもしれないと身構えて連日のニュースを見ていたが、ありがたいことに今回は3度目の正直であった。式の中止すら有り得た中で開催されたことは非常に嬉しく、何より花嫁のお腹に新しい命が芽生えていた。この機を逃してしまうと、子育てをしながら結婚式を挙げるというのはなかなか難しかったはず。コロナが再拡大していた中でやるもやらぬもどちらに正解はなく、新郎新婦は難しい判断を迫られていたと思うが、そんな中でも招待して貰えたこと、感動を分け与えてくれたことに心から感謝している。

そうこうしている内に試合は0-1で敗れていた。このチームは長い目で見てどこへ向かうのか、そして成熟度No. 1で今年はどこまで行けるのか。今節は見ていないので何も言えることはないが、しかしそれでもファンにとってはセレッソを盲目的に後押しするしかできないのである。
毎日、嘘かホントかわからないニュースに悩まされるのは本当に悔しく、オモチャにされているとしか思えない。だが、どれだけ不審なことが起こっても、僕はセレッソが好きなのである。
次節も仕事が忙しく前のように書けない可能性もありますが、時間を見つけて書けるだけ書きたいなぁとは思ってます。