きっかけの一つと極めて個人的な雑記(COVID-19)


はじめに
あくまで、個人的な考え(恐れていることの個人的な分析)をまとめたものです。ここで書く内容について、自分の立場を先に伝えておくと、未知のものについては、正しく恐れたい(過剰反応でもなく、暴走でもなく)と思っています。他の考え方があることも理解してはいるし、選択はそれぞれだと思ってはいます。あくまで個人の雑記として捉えていただきたいです。
自分の拙い恐れの原因としては、感染数が増えれば増えるほど変異株が出る可能性は増えていくし、変異株が弱毒化するとは限らないので、感染数が膨らまないに越したことはない、という点がありますが、それは「戦いの意義」の項目で後述します(念の為、この戦いは自衛のための状況との戦いの意図で、別な意見を持つ方と戦う意志はありません)。


きっかけ

武井壮さん。百獣の王として、「XXXの倒し方」をテレビで語り始めた頃から、結構好きなタレント(と言っても広義には良いと思います)の一人です。コロナの事を素人が書くのは、憚られたのですが、その後 Twitter の特性もあり、あまり出口の無い議論につながっていた気がして、Twitterで討議するのはあまり有効じゃないな(武井さんもそんなことをその後 Tweet していましたが)と思ったのが、Noteを始めてみようかな、と思ったきっかけでもあります。

こうやって貼り付けるのもありなのかどうなのか、良く Note 界隈でのルールが見えていないながら、これで武井さんをどうこう(攻撃的な気持ちだったり、批判する気持ち)、ということではなく、このノートの出発点として
「今までに同じ事を感じた人」は多数いるだろう、という例なので、ご本人も含めてご容赦願いたい。

かくいう自分も、コロナのワクチンが2回ではコロナ禍の不安を一掃することにならない(3回目、4回目とうち続ける必要がありそうだ)という情報を耳にした際にもそう思った。個人的には、「効果が無いから打たなくていい」という結論には至らなかった(理由はのちほど)が、ここは「なんなん?」とは思った人も多いのでは、と予想している。

で、今年12月時点で結局4回目まで接種をしている。子供でも悪化、死亡事例が出てきている中、娘への接種をどうするかが今の悩みどころである。
4回目まで大人しく従っている理由を、武井さんの Tweet ともリンクさせながら書いてみたい。背景は以下。

一度陽性になる前後、無知なりに情報を集めてみた結果の理解

情報を漁ってみた結果、わかったのは

  1. 未知の部分が多くあるとともに、変化(変異株?)するため、思ったよりやっかいであること

    1. 結局のところ、誰もこうすれば絶対安全で、こうしないと死にます、とは言い切れない

    2. 逆に、こうしても安全で、こうしても死にません、も言えない

  2. 特定のウィルスの根絶には素人には想像のつかないレベルの「戦い」が必要であること(天然痘は17世紀から20世紀までかかっている。技術や研究が進んでいるとはいえ、今の感染数や、変異株のスピードを考えると、数年とかで制圧するのは難しそう)

  3. かかると、「重症」に分類されない状態であっても、かなりキツかった。咳は結局1ヶ月程度続いたし、10ヶ月経過した今をみても抜け毛も増えた気がする(まぁ、これは思い込みかもしれない)

  4. とはいえ、全員閉じ込めて収束を待つと、病気とは別のところで生きていけない業種もたくさんあるし、そもそもかかっていない人も健康(健全?)ではないので、何か共存の仕組みは必要

現状:

コロナワクチンの接種状況(デジタル庁の取った12/29時点での接種状況)は以下のようである。

https://info.vrs.digital.go.jp/dashboard  

2回目までで80%弱。4回目だと44%となっていることがわかる。ちなみに、自分は、接種3回目は5月だったので、オミクロン株対応・・・ではなかった記憶である。
この数値の合計が、別途出ている、接種数の合計(3億7千万近い)と大きく異なる点について、上記の情報の留意事項を読んだ(後述)。

上記のグラフが接種券ベースでのカウントとなっていることと、1回目、2回目の医療関係者の数値が入っていないためでは無いかと予想する(接種券を持たずに飛び込みで受けて、カウントされていなかったり、集計の遅れもあるかもしれない)

全体を見ても、3回目をいつ打ったかにもよる(オミクロン対応のワクチンが開始されたことを厚生労働省が伝えたのは、2022年9月16日のことのようなので)が、オミクロン株対応の抗体をワクチンで得た人はざっくり5割から6割、と言うのがせいぜいかな。ワクチンの効果が衰える、という厄介な情報を考慮すると、頭が痛い。。。

もう少し情報を辿るべく、別途資料(上記の、「接種数の合計本数が3億7千万ある」、とする記録)におけるブースター接種(2回接種して、3回目以降を受けた数)状況をみると、9月15日時点で 1億1千万回のBooster接種(こちらは、上記の統計の中でも医療関係者が含まれる様子だし、数から推察するに一人で3回打てばカウントが3増える)数があり、その後本日1億6千万程度に上がっている、となっている。
仮に、9/16時点で全国的にオミクロン株対応に切り替わったと仮定しても、接種でオミクロンへの効果の期待できる接種を行った数は、5000万人程度(2回受けた人ももしかしたらいるのかもしれないけど)となる計算になるので、実質半数以下ぐらいなのかな。
上記情報についての留意事項は以下の通り記載があった。

母集団となる人口データ
全年代の人口:1億2591万8711人、65歳以上:3592万8838人
母集団となる人口データは、総務省Webサイトの「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数 (外部サイト)」から、各基礎自治体 (市区町村) の性別および年代階級の数字を集計したものを利用しています。 「【総計】令和4年住民基本台帳年齢階級別人口(市区町村別)(Excel)」

接種数データ
接種数データは「時点日」までに (時点日当日を含む)ワクチン接種記録システム (VRS)に記録され、集計されたデータを用いています。データは、VRSに記録された接種券を発行している自治体が属する都道府県単位で集計されています。

ご留意事項
VRSへの接種記録の登録は、接種日当日ではなく後日行われることもあります。そのため、過去の接種日の件数が遅れて増加することがあります。
1回目および2回目接種に、医療従事者等の記録は含まれておりません。医療従事者等の数値については、お手数ですが首相官邸を参照ください。
職域接種の記録は、接種券がVRSに読み取られた記録についてのみ集計しています。
本データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示 4.0の下で提供されております。なお、ご利用に際して表記いただく出典元(クレジット)は、「デジタル庁」でお願いいたします。詳しくは、デジタル庁コピーライトポリシーをご覧ください。

出典:デジタル庁

感染者数、死亡者数も、デジタル庁にあれば良かったのだが、なかったのでJHU CSSE COVID-19 Data からのダッシュボードは以下のようである。

JHU CSSE COVID-19 Data (グラフは1年分)


JHU CSSE COVID-19 Data (グラフは全期間)

5万6000… 225人に一人。。。そして、最近では1日に400人超えているらしい(年間15万人くらいか)。そして、(グラフだらけで鬱陶しいと思うので記述は省くが、上記の情報源によると、過去における死者のピークは今年の8月頃で、今はそれを超えてしまっているようだ)。

これはキツイ(死因としてのカウント方法に問題があるのでは?という議論も存在しているが、確認しようが無いのと、そのことをベースに自説を強化するつもりはないので、割愛する。仮にこれが本当にコロナで死んでいたら、キツイよね。。。というだけの話)。

武井さんでなくとも、「なんなん?いつ終わるのこれ」と思うだろうし「いや、もうほぼ終わってるんだ」という説を出す人が出てくるのもわからなくはない。ただ、この数値が出てくる前(第何波かもう忘れたが、自分が2月に陽性になった後)自分が至った結論としては

「弱毒化」「(条件XXXの人は)軽症で収まる」を過信せずにちゃんと怯えて生き延びるように戦おう。

であった。

戦いの意義

自分の結論の鍵となったのは、変異株についての自分の拙いながらも得た知見と、それを擬人化した説明を受け、腹落ちしたことにある。

「ウィルスはいきものではない(細菌と違って)」という解釈の方がおそらく学術的には正しいのかもしれないが、生き延びていく中で、生き延びるために都合の良いように進化する、という意味で、擬人化が腹落ちしたのだと記憶しています。

ウイルスは、宿主(今回の場合主に人間でしょうか)に寄生し、宿主に影響を与えながら増殖する、いきものの「ようなもの」だと言う理解に立つと、宿主が増えれば増えるだけ(媒体が増えれば増えるだけ)変異はおこりやすくなるのでは、というのが自分が4回ワクチンも打ったし、できるだけマスクはつけようとしている理由でもあります。

かつては、力は強く凶暴で、繁殖力も強いものの、足が遅いので多くの動物が逃げられる生物だったはずのXが、突然変異により、足の速さを得たグループが栄えてしまうー>結果、Xより足の遅い生物は生き残れなくなる(そして、Xの足を速くするためのきっかけを自分が作りたくはない)。Xの場合、餌を食べて大きくなるでしょうし、繁殖するので、足が速くなることを見越して、繁殖を抑える、ということは難しいですが、ウィルスの場合、宿主が人間なので、できるだけかからないように、ばら撒かないようにする、という防御策を打ちながら、別途効果的な対策が見つかるまで凌ぐことで、より手に負えない変異株が生まれるのを少しでも抑止できるのかな、と。

重症化と、ウィルスの(一つの宿主の体内での)増殖にどの程度の因果関係があるかはわかっていないのですが、体内とは言え、同じ宿主で増える分には変異は発生しない、とは言い切れないので、重症化を抑止することにも意義はあるだろう、と考えています。

海外ではすでに、感染者数が減少傾向にある、という話も聞こえてきていて、僕もその点は疑問に思ったことがあります。ただ、アメリカの一部で再度(インフルも含めた)対策として、今一度マスクをするよう促し始めた、というニュースを見た際に、海外では徐々に、罹患の際の規制も緩和されたことなどから、正確な数をトラックできていない状況になっているのでは、との指摘もあり、そういう要因はあるのかな、と思っています。
その点は、おそらく生真面目な日本人のこと、割と他国より頑張っているかもしれませんね。

自分ができる限りで備えるモチベーションとして、現状(ワクチンたくさん打ったけど、感染増大、死者多数)を考えてみると・・・
「オミクロンへの耐性がまだ整っていない状態で、ある程度人間らしい暮らしを実施しようとした結果、オミクロンが大量に増殖し、増殖した分、割合は低くなっても死者が増えたのかな。やはり、ある程度は恐れながら対策を打って、時間を稼がないと共存できないな)」、と思いながら今日も怯えています。

手洗い、うがいはもとより、できる限り健康を崩さない状態は心がけつつ、ちゃんと怯えていよう、というのが、子持ちな自分の結論ではあるのですが、確かに子供への予防接種については、情報がまだ乏しく、奥様と話しながら、最善策を取れるように考えたいと思っております。

最後になりますが、これはあくまで個人の所感と、所感に至った情報収集とかを記載した雑記です。誰とも戦いません。自衛で精一杯ではあります。

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