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走っても走っても進まない夢

元職場の同期と食堂で食事をしていた
どうやらセミナー会場らしい
高校の部活の友達や、大学のゼミの友達もいる
なんで自分の友達がこんなにも集まっているのだろうか
皿は空っぽになっていた

これからサウナへ向かうらしい
7Fのサウナだ
みんなとエレベーターで大浴場へ向かった
何か話して笑ってたが、覚えていない

脱衣場に入って
ロッカーを開けた瞬間、ハッと気づいた
「着替えを持ってきていない」
というか、自分はパンツ1枚の状態だった
なんで?ずっとこうだった?

あわてて3Fの自分の部屋へ戻る
なぜか階段をダッシュしている
でも、おもしろいように進む
3段飛ばしで下まで駆け下りた

着替えを持っていざ7Fサウナへ
「はやくみんなと一緒に入りたい!」
という思いで階段を上る
が、一向に進まない、、なんで?

走っても走っても進まない
ふともも上げても手を振っても少ししか進まない
すごい向かい風に打たれながら進んでいるかのようだ

こうしているとハッと気づく
「これは夢だ」「何回も見る夢だ」

試しに力を抜いてみる
すると、ひっくり返りそうになりながら後退する
「これはいつものやつや」「走っても進まん夢や」

でも対処法は知らない
必死に手すりにしがみつき、休憩してからまた走り出す
だいたい3歩進んだら進めなくなる
手すりで休憩して、またふとももを上げて走る
そうやってがむしゃらに進むしかないのだ
歯を食いしばって一歩一歩踏み出す


「ピピッピピッ」
アラームで目が覚めた
7時30分に起きるつもりだったが
時計は8時を表していた
首元にはびっしょりとした汗をかいていた

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