昼頃に届いた。部屋の中がものであふれているため、かなり無理をして置いた形になる。物干しスペースかベランダの洗濯機までの広さか、どちらかを犠牲にせねばならずワンルームの狭さを実感する。先日は半ば誇張して衝動買いと書いたものの、腰の辺りが低く感じられるようになったので特に無計画に買ったわけではないのだ。サイズはメジャーがなく、よく分からずにiPad（第6世代）で適当に測って多分いけるだろうと思った。無計画でした。そう人生で何十回も買うものではないから良いのだ。たまには。ベッド下にこれまで置いてあった洗濯カゴやプラスチックの収納ケース、どうしよう。無計画でした。

　良いところも少しはあるはずだ。今回買ったベッドは枕元にスペースとコンセントふたつがあり、眼鏡が置ける。充電もしやすい。そのスペースを活かしたつもりなのか、雑誌でも置けそうなラックスペースらしきものもある。これはどう使うべきか。Kindleでも入れる？　無計画が過ぎる。買ったあとにレビューを見て「6畳の人でも良いって言ってるし、いっか〜」と気楽に構えていた。どうしよう。

　全く良いところがなかった気がする。今回、長らく（一年以上）使っていないものは捨てようという気分にさせられた。「視界に入っているだけで安心するもの」がいくつもあるのだろうなという発見。見ているだけで触れていないぬいぐるみや、読みかけのままだった本や、使う気持ちにだけなっている消耗品なども。自分の話に限ると、少しでも違和感があったりするものや使っていないなと意識したものは捨ててしまっても良さそうだ。買い直せないものや見ていて心地良いものは捨てないでおく。度々シンプルライフに憧れてそういった書籍を借りてみたりもするが全くシンプルになる気配はない。少しずつ捨てていこう。大きなものを買った分だけ。まずは全然使っていないプリンタからゴミ収集の予約をLINEで頼んだ。必要経費を揃えて構えることにする。