ナンテコトダー　キミツジョウホウガ　リュウシュツシテ　シマッター

こんにちは、シフカです。まあ、漏れてしまったものは仕方ありませんね。
今回は、一緒にシフカに隠された極秘情報を見ていきましょう。

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我々は、社内調査の一環として、好きな本や映画、その魅力について極秘調査することにした。物語というものは人を魅了してやまない。人類は物語から多くのことを学ぶ、他者の視点や感情の共感、ときには道徳的なメッセージや、人生の教訓を得ることもある。もちろん、ファンタジーの世界に没頭したり、エンターテイメントとして様々な感情を経験したりもする。もしかすると、我々は物語を通じて自分自身についてより深く知り考えているのかもしれない。そんな素晴らしい物語の世界について、多くの作品に触れてきたクリエーターたちにも聞いてみようと思う。決して、帰省したときにカッコつけたいからいい感じの作品を探しているわけではない。断じて違う。もう書くこともない、文字数稼ぎはこの辺にしておこう。

第23回は「好きな本や映画」をテーマに、その作品の魅力について聞いていきたいと思います。

🦤 イラストレーター はなざわ

「プリンセスと魔法のキス」「ホーム・オン・ザ・レンジ」「ラマになった王様」「オリビアちゃんの大冒険」が好きな作品です。 これらの傾向としては表現が面白い、挿入歌が耳にのこる中毒性、 主人公/ヴィランズで描き分けられる色の表現とか視覚聴覚にガツンって来るのが魅力的で好きです。 やっぱディズニーってすごいアーティストの集団なんだなって思います。

🐑 シニアデザイナー かねこ

映画「ゴッドファーザー」シリーズが大好きです。暴力シーンのあるマフィア映画ですが、その実、親子、兄弟、家族愛の物語です。はじめて観たのは私が中学生だった頃で、登場人物の息子のほうに感情移入していましたが、後年、子供を持ってからは親の気持ちがわかるようになりました。 また、この映画の制作当時の状況を描いた「ジ・オファー」というドラマが近年に作られました。こちらもなかなか興味深かったです。

🦈 デザイナー あかほり

工藤直子さんの「ともだちは海のにおい」という本が好きです。コドクがすきないるかとくじらがたまたま出会うところから物語は始まります。対照的なふたり、でも似ているところもあるふたり。お互いの違いや生き方を尊重しながら友情を深めていきます。この本では、事件が起こったり、熱い友情のような展開はありませんが、波のように穏やかに、ただ好きな人とゆったり一緒の時間を過ごすような静かで優しいお話とそれを包み込むような素敵な詩、ユーモラスでかわいい長新太さんの描くイラスト、あたたかくて優しい空気が詰まっています。ふとしたときに、読み返したくなる1冊です。

🦉 デザイナー とよふく

「ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー」が好きです。 38年前の第一作、スターウォーズEP4の黄色いあらすじの文字で、”反乱軍のスパイが設計図を盗んだ”とザックリたった1行書かれていた部分をガッツリ1本掘り下げた映画です。 スピンオフなので後付けなわけですが、とんでもなく上手い後付けエピソードな上に、既にあるEP4の奥深さを増強するという素晴らしい出来栄えでした。そして全員がこの映画のあとに何が起きるか知ってるからこそワクワクする終わり方も圧巻でした。最新作が第一作に繋がるエモさも半端なかったです。

🐊 デザイナー なるせ

2008年に公開された「バンテージ・ポイント」という映画が、劇場で体験した事柄も相まって好きな作品の１つとなっています。 慌ただしく現場で動き回るテレビ局スタッフ。そんな彼の視点から映画が始まり、いったいどんなストーリーなのか分からないまま時間が進んでいきます。そして唐突に事件が発生し、混乱の中暗転。映画冒頭のシーンから別の人物の視点で再スタート。そして事件が発生し暗転、また別の視点で冒頭から・・・。 3人目あたりで席を立ちだす観客が現れ、4人目では半数以上のお客さんが退場していくなか5人目、6人目の視点へ――。

――後半の怒涛の展開は見事としか言えません。途中で帰ってしまった人、本当にもったいない。 最終的に劇場内の観客は３割ほどしか残っておらず、自分は最後まで残ったぞ、限られた人間のみ出会える名作に出会えたぞ、という謎の満足感が最高のスパイスとなった思い出の映画です。

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ナルホド　ナルホド　エイガ　オオクナイ…　カツジバナレカ…　

今回の流出情報は以上になります。
もし良かったら、記事の感想やあなたの好きな本や映画、その魅力をコメントで教えてください。それでは次回の極秘情報流出でお会いしましょう。