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THE IDOLM@STER SHINY COLORS "CANVAS" 05にまつわる雑記

あっつ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。こんにちは。蜷川です。

放心状態になる TIF もあったけど、俺ができることは音楽について語ることだけ……、ということで今回も CANVAS 05 の感想記事です。

CANVAS シリーズももう折り返しですね。早いな~とは思いつつ、まだ半分も曲が出てくる、しかも 12 曲も!?という気持ちもあり。やっぱ 1 ユニット 3 曲は満足感が違いますね。森永のサンデーカップ<パリパリチョコ>ぐらい満足感がある。

(なぜ放クラ回でこれを紹介しなかった?前々回の放クラ CANVAS 03 記事はこちら)

※今回は放クラ回ではなくストレイ回です。

なお、本 CD においても、作詞は下地悠氏が全曲担当しているので、以下のクレジット情報では作詞担当については省略します。

M1. Imitation Ghost

作曲:本多友紀 (Arte Refact) 編曲:脇 眞富 (Arte Refact)、Bass:さと、Guitar、All Other Instrument & Programming:脇 眞富 (Arte Refact)

Arte の本多さんはもうかなり多くの人に認識されているかと思います。さっとシャニマスでの楽曲提供を抜粋すると、ストレイへの提供は『Hide & Attack』(作曲)、『Killer×Mission』(作曲)、ストレイ外では『わたしの主人公はわたしだから!』(作曲)、『今しかない瞬間を』(作曲)があります。

今回編曲で参加されている脇さんはこのうち『今しかない瞬間を』で編曲のタッグを組んでいて、当該楽曲以来のシャニマスでの本タッグとなります。
Marmalade butcher というインストバンドで「にえぬ」として活動されている脇さんですが、その活動での実績もある通り Arte  Refact の本格的バンドサウンドを打ち出すスタッフとして活躍されています。(今回の『Imitation Ghost』も Guitar 演奏でも参加されています)

またベースのさと氏ですが、最近いろいろなところで見かけるけれどその正体があまりつかみきれないミステリアスな方です。

最初は田中秀和氏やハニワの楽曲で参加が見られていて、かの爆バズ楽曲『可愛くてごめん』でもベースで参加されていました。

Arte の本多さんとの組み合わせは、個人的 2022 ベストポップスにノミネートしているアニメ「それでも歩は寄せてくる」の ED『50センチ』以来でしょうか。(aiko という平成 J-POP の生きる金字塔よ……)

これぞストレイ!アニソンロックのど真ん中

この曲を最初に通しで聴いたとき、なんだか競技フィギュアスケートのステージを見ているような感覚に陥りました。特段奇抜なことはなく、ある意味でパターン化された技術のハイレベルなシークエンスを見ているような……。

もうシャイニー PR Vol.2 の曲をこれの歌詞を取り換えたものでいきませんか?と言いたくなるぐらいのド直球のアニソンロックぶり。歌唱はリズムや音の飛びも少なく、パワーを込めやすいメロで勝負する脳筋曲です。

A メロのオクターブの部分は愛依、冬優子、あさひそれぞれで色の出し方が違っていいわね。キュートだけど一番エロいのが芹沢あさひ(14)ってどゆこと!?

サビメロは『Riase the FLAG』を彷彿とさせるもの。さっきも言ったけど、もう何かのアニメの OP で流れていいやつです。

思い返せばストレイ最初の曲『Wandering Dream Chaser』も同じようなテイストでしたね。ゲンシカイキしたストレイライト。

『Wandering Dream Chaser』(2019)←!?!??!?!?!?!??!????!?!?!?!?!!??!?!?!?!??!?!?!????!!!??!!??

M2. BURN BURN

作曲:YUU for YOU、Ryosuke Matsuzaki、編曲:YUU for YOU、All Other Instruments & Programming:YUU for YOU

YUU for YOU さんは先ほどの本多さん以上にシャニマス楽曲ではおなじみの御大。対して Ryosuke Matsuzaki さんは昨年度専門卒の若干 21 歳。CANVAS 03 の『ひめくりモザイク』の作編曲で参加されていた牧野太洋さんも若く、若くて……。(30直前の筆者)。

ギターサウンドが得意そうなのはすでに視聴版が公開されている CANVAS 06 の『Reflection』からも感じられます。『Reflection』も実は『BURN BURN』の作編曲陣と同じ編成なんですよね。

CANVAS 04 の M1『メッセージ』と CANVAS 05 の M3『Start up Stand up』を担当されている amazuti や、上記のコンビで見られるように、03 → 04、04 → 05 というバトンが見えるという不思議現象。

こういうことがあるとこの記事が属する連載のしがいがあるというものです。ぜひ同じ制作陣の曲の聴き比べもしてもらえると、楽曲の理解に加えてユニットごとの表現の違いも見られて一挙両得です。

最近ありそうでなかったストレイの本格テイストアイドルダンスナンバー

『Destined Rival』は頭振る系のダンスナンバーだったのに対して、跳ぶ系のは記憶内ではなかったかな?

最近のハロプロだと近い領域をよくやっていたりするんですけど、それよりアイドルのポップス感薄目でもっと EDM 面を増していったテイストですね。

これだけだけジャンプさせようとする曲でライブ会場ジャンプ禁止だとキツイですね……。
ジャンプ禁止で暴れられないのは本当につらいからね……。(在りし日の大宮ソニックシティの経験より)

(なお、『せーので跳べって言ってんの!』)

シャニライブ班様、安心して跳べる環境のご用意をお願いいたします。

M3. Start up Stand up

作曲・編曲:amazuti、Chours:椎名ひかり、Guitar、Bass、All Other Instruments & Programming:GAK

amazuti さんは前回の CANVAS 04 記事でも紹介した作家集団で、そこから今回は GAK さんが参加。

そんなことよりですね……。

「Chorus:椎名ひかり」ってアリ!?!?!?!??!?!?!?!!?!?

源流をたどる

椎名ひかり参戦があまりにもテンション上がりすぎてあまりちゃんと文字を書ける気がしないのですが(デスボイスでまともなことずっと言ってておもろいのはそう(まだまだ)(これから))、簡単に振り返ってみようと思います。

曲調としてはかなり『Destined Rival』を意識しているように感じる『Start up Stand up』。盤としてでもありますが、アニソン軸の源流となる『Wondering Dream Chaser』とダンスナンバー軸の下地になっていた『Destined Rival』を強くリスペクトしていたような楽曲だったように思います。

おわりに

PANOR@MA WING を振り返る記事でもストレイはかなり苦しそうに書いていると思うのですが、やはり未だにかなり守備範囲外と言いますか、なかなかいい reference を持ってこられないです……。ぜひ詳しい方はこんなんじゃダメだろという記事を書いていただければと思います。

(ただただ申し訳なく深謝深謝……。)

次回のノクチル盤は背景知識としてある程度書けると思いますので、そちらはぜひお楽しみにしていただければと思います。

前:"CANVAS" 04 についての記事はこちら↓

後:"CANVAS" 06 についての記事はこちら↓


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