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キャディ株式会社に入社しました

2024 年 1 月 1 日からキャディ株式会社で働くことになりました。これはいわゆる入社エントリーです。

ただ、これを書いている時点ではまだ入社研修中で、本格的な業務には着手できていません。今の私に書けるのは、入社を決めた理由(これは明確)と、これから何をしていくのか(こちらは希望)だけです。

実際に業務を開始した際には、別の記事を書けたらいいなと思います。


なぜキャディだったのか

まずは入社を決めた理由です。

今回転職を決めた時に頭にあったのは「もう一度大きな挑戦をしたい」という感情でした。しかし、どんな会社で何をすることが自分にとっての挑戦たり得るのかはわかっていません。いくつかの企業のお話を聞く中で、今の自分がどんな会社に興味を持つのか、自分の琴線がどこにあるのかが徐々にわかり、言語化することができました。

製造業に残る想い

私は幼少期から電子工作や機械をいじるのが好きで、大学では精密機械工学を専攻していました。就職活動を始めた時もハードウェアのエンジニアになりたいと思っていたのですが、ちょっとしたきっかけからソフトウェア業界に入ることにしました。その決断は良かったと思っていますし、後悔は一切ありません。しかしながら、心のどこかに製造業に対する憧れのような気持ちが残っていることに気づきました。また、製造業というのは、日本が世界に誇れる産業の一つでもあります。そこに携わりたいという気持ちもあったかもしれません。

キャディの話を聞いた時に強く好奇心が掻き立てられたのには、そんな理由があったように思います。とにかく事業内容にわくわくしたというのが理由の一つ。

グローバルに展開するビジネス

学生の頃から海外で仕事ができるようになりたいという漠然とした憧れがありました。その後社会人になり、新卒で入社した会社では実際にアメリカや中国で仕事をする機会に恵まれました。そして海外で仕事をするうちに、自分自身ではなく自分が携わる事業を海外マーケットで成功させたいと思うようになりました。その後に SaaS 業界に飛び込んだのはそんな理由でした。

キャディが向き合っている製造業には、海外事業者が関連するサプライチェーンが多くあります。日本の製造業に学び、成果を出し、海外へ展開する。キャディであればそんなことができるのではないかと思っています。

ソフトウェアエンジニアになったからには、世界中で使われるソフトウェアを作りたい。キャディでその夢を実現したいと思います。

ひと

キャディの創業者であるお二方とは、それぞれ直接お話をする機会をもらったことがありました。お二人とも、私がこれまで出会ってきた人たちの中で最高レベルに優秀であり、お人柄もとても良い印象を持ちました。こんな素晴らしい人たちと同じ景色を見てみたい、彼らが本気で思い描く世界を一緒に実現したいと思いました。

そして、彼らの元に集まる人々。コーポレートもビジネスも、エンジニアの方々も皆優秀で、本当に素敵な人たち。スタートアップですから、仕事の中には厳しいこともあるでしょう。しかし、こんなメンバーとであれば本気でぶつかり、大きなことが成し遂げられるのではないかと期待しています。

やはり最後は人ですね。

何をするのか

私の役割は DRAWER 事業の VP of Engineering ということになりますが、どんな責任範囲で具体的に何をやっていくかはこれから決めていきます。とりあえずは DRAWER の開発組織を いい感じにするための全てのこと に尽力していく所存です。

これからやっていけたらいいなと思っているのは以下ですが、実際に業務にあたる中で、やっぱり別のことを優先しようと考え直す可能性が大いにあります。

開発組織の進化

もちろんキャディにはすでに一定規模の開発組織があり、正しく機能しています。ただ、どんな組織も完璧であることはないので、今よりも良くできる点はあるはずと思っています。これまでの事業を創ってきたチームに敬意を払い、より良くしていきたいと思います。

役割分担のしかた、それぞれに期待される成果、チームや個人の目標とそれを支援しる仕組み、評価などなど。期待されている内容を深く理解して、それに向けてチームとして一生懸命努力し、その結果が納得のいく形で評価される。そのための支援もきちんと受けられる。そんな組織になっていきたですね。

開発生産性の向上

ソフトウェア開発の生産性は絶対的な尺度で測ることは不可能だと思っています。それでも、開発者自身が感じることはできるし、より生産的に開発が行えるようになれば楽しいものです。開発生産性は外部との相対比較はできませんが、過去の自分たちと比較し、改善していくことは可能なものであると信じています。

開発生産性を自分たちが納得する尺度で、自分たちなりに測り、時間経過とともに改善して、実感していくことはできるはず。既存の尺度で改良できるところはないか、生産性向上のために追加でできることはないか、自分たちの改善をより実感できる方法はないか。そんなところから始めていこうと思っています。

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