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DELL-E 3で生成画像の部分変更ができるようになった

PC(Webブラウザ)版とAndroid版ChatGPTのDELL-E 3で、生成した画像の部分変更ができるようになったので、さっそく試してみました。

変更する前の生成画像

生成した画像をクリックすると編集画面になるので、ブラシのサイズを調整し、変更したい領域を塗りつぶして、プロンプトを入力します。

変更したい領域を塗りつぶして、プロンプトを入力

プロンプトに「Tokyo Tower」と入力すると、塗り潰した領域に東京タワーが出現しました。

塗り潰した領域に東京タワーが出現

今度は、道路沿いの歩道部分を塗りつぶして、「多くの街路樹が立ち並び、緑に覆われている」といったような、プロンプトを入力しました。

変更したい領域を塗りつぶして、プロンプトを入力

確かに元の画像より街路樹は増えましたが、きれいに整列しすぎて、面白みのない絵になってしまいましたね。

道路沿いの歩道部分に街路樹が増えた

今度は、建物の高層部を全て塗りつぶして、「2つの円筒が組み合わされた、ガラスカーテンウォールの外壁を持つオフィスビル」のようなプロンプトを入力してみました。

変更したい領域を塗りつぶして、プロンプトを入力

高層部が、2つのガラスカーテンウォールの円筒形状の建物に変更されました。まあ、かなり違和感ありありではありますがw

高層部が、2つのガラスカーテンウォールの円筒に変わった

今度は、右側の道路を塗りつぶして、「都市の中を流れる運河と親水空間」というようなプロンプトを入力しました。

変更したい領域を塗りつぶして、プロンプトを入力

右側の道路が水面に変わりましたが、やはり、ちょっと微妙な感じですねw

道路が水面に変わった

従来は全て再生成されてしまい、画像の一貫性を維持したまま部分的な追加・変更ができませんでしたので、生成された画像の一部に別の画像など追加、変更したい場合には便利な機能ですね。

とは言え、プロンプトだけで狙ったような絵に変更すのはやはり難しいです。特に現状のDELL-E 3では、今回の建築物のような人工物の一部分を変更するのは、あまり得意ではないようです。


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