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【雑記】私がFIREを意識するなんて…(新NISA始めました)

 昨年11月に『組織の歯車ってコスパいいよな~』みたいな以下の雑記を書いた。その時と今で状況変化、情報取得、心境変化があったので、雑記として呟いてみる。


近くでデスマーチが聴こえる

 自分が「組織の歯車がコスパいい」と思えるのは、自分のスキルと求められるスキルに齟齬がない自信が大きい。でもそれは管理職が交代したり案件重複によって意外と簡単に失われる。今、補助的に関わる大型案件が絶賛炎上中で延焼の懸念がある。

IT業界に限った話ではないが、世の中には求められると鬱になろうが体調崩そうが残業を断らない人、下請けをそのような使い方することに抵抗がない元請け社員は一定数いる。私は明確にそれらの人とは距離を置くことに決めてる。7年在籍した前職場を抜けた理由もソレだ。仕事はそれくらいドライなスタンス。

現職場も6年目。結構安定期に入ったかな~と思ったのに、一昨年急に未経験な業務担当へ移されたり、なかなか思うようにはいかないもので、選択できる(撤退の)カードは増やしておくに越したことはない。

銀匙・校長の名言

きっかけは何気ない収支確認

 一昨年2022年12月に引越と車所有などで、家賃アップ、車の維持費等で月々の支払が若干増えた。赤字ではないにしても、結構ギリなのでは?と年明け早々に2023年の収支確認をしてみた結果、『今の生活を続けてもいいんだ』という安心感を得られた。

それと同時にようやく自分にも余剰資金があると思えた。ここでいう余剰とは「非常時資金を除いた」じゃなくて「老後資金も除いた」のほう。

意識し始めた余剰資金と運用

 昨年、特別に倹約したつもりはないので「現在の貯蓄額+昨年収支×定年までの年数」すると、60歳定年を迎えたときに保有が想定される貯蓄額と思って差し支えないだろう。その額は私には多過ぎると思った。

ただし油断は禁物。高齢者になって賃貸契約を拒否されたら、中古マンションでもコンテナハウスでも買うことになるし、仕事してなければ分割払いも出来ない。親の介護問題もそう。自分が大病を患うとか。その時が来たとき私の生活が大きく変わるかもしれない。

新NISAが始まった

 そう、実は去年11月の雑記時点では全く興味なかった。なにより「元本保証がない=ギャンブル→やらない」くらいに思ってたし。手を出そうと思ったのは余剰金があると思えたから。ただ、その心の余裕が生まれなくてもいいから、どんなものなのかはちゃんと認識すべきだったと思う。「無知は罪」とは言わないが「無知は損」だと痛感した

例えばバブル崩壊、リーマンショック、コロナショック。私と同様「元本保証ない=ギャンブル」派の人でも、株暴落時のニュースは覚えていても、その後どうなったかあまり知らない。炎上記事を知っていても訂正記事を知らないようなものだ。

長期的にはあの手のショックでも、ちゃんと戻ってるんだよね。短期投資で下落時に撤退すればそりゃあ損するけど、10年後、20年後に取り崩す予定の人にとって、その頃までに株価が戻るなら途中の暴落期など関係ない。取り崩しが近くなった時、リスク調整する必要はあるとしても、「それを考えるのが面倒だからやらない」と言うのは、さすがに想定されるメリットが高すぎる。

長期投資は「参加者全員が勝つ」可能性があると言うが、過去データを見る限り可能性どころの話じゃない。

参加者を分類するとこんな感じだろうか
①暴落を予知できる人w
②損切り→底値再購入→株価が戻る頃には利益も得る人
③投資資金以外で長期的に生活でき、株価が戻るまで放置できる人
④余剰資金がなく、損してでも売却せざるを得ない人
⑤メンタル的に向いてない人

①②は初心者ができると思ってない。⑤は暴落してみないと分からない。でも、③と④どちらになるかは、最初から一定周期で暴落もあると見越した運用さえしていれば③にはなれると思うんだよね。

どうせならFIRE狙ってみる?

 ざっくり情報収集すると「年間支出の25倍の運用資産」があって「4%程度の利回り」できれば資産を減らさずに生きていけるらしい。

もっとも、これは全く減らさないようにするための試算であって、少し働きながらとか、死ぬまでに使い切るつもりで微減させるならもっと少なくて良いし、辞めた後も裕福に暮らしたいならもっと多く必要。

実際、登山やマラソンを趣味にしている私は体力ある高齢者に分類されるだろう。たぶん(絶対)会社員時代の支出で収まるとは思えない。平日に山登りに行きたいだろうし、土日に縛られない旅に出たい衝動に駆られるはずだw それを踏まえた資産計画が要る。

なお…

 私が始めたのは新NISAだけじゃなくて、NISA枠外の課税ありを含めた資産運用そのものだ。改めた認識が正しければ、定期預金に塩漬けしてる場合じゃねぇ!!と判断した。

これが正しかったのかどうか分かるのは5年とか10年先なわけで、その頃、私はこれを書いたことを忘れてるだろうw

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