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サイン馬券とは・重賞2レース最終見解

通常の木曜日からの3部構成ではありません。申し訳ありません。その分間延びしない見解を書きますのでご了承願います。

Twitterでも予告してましたが、『サイン馬券とは』という題で、私の考えるこの昭和時代から脈々と続くニッチな馬券法の、現在の在り方について述べてみたいと思います。

サイン馬券に対して、懐疑の念を持たれる方々にも一読していただければと思います。

【サイン馬券との出逢い】

私が大学生の時、シンボリルドルフが無敗の3冠馬に輝いた年から、私の競馬ライフは始まります。

競馬の参考書を本屋で探し求めるところから知識を深めようと思いました。そこで出逢ったのが、高本公夫氏の著書でした。知的好奇心をくすぐる内容で、高本教信者になった、といって差し支えありません。

オウム真理教じゃなくて良かった… という冗談はともかくも、次々に出版される高本氏の著書は全部読破したと思います。

その広報役だったのが、上祐さん… 間違えました!井崎さんだったり、須田ホークさんだったりするわけです。

『サイン馬券で政党が選挙資金を捻出している』

『防衛費の上乗せ補填としてサイン馬券が使われている』

『サインを考えるJRAの職員はマサチューセッツ工科大学でゲーム心理学を学んでいる』

高本公夫氏の著書には、上記のようなヨダレが出て来そうな憶測を駆使して、若き競馬ファン達を洗脳していったのです。(笑)

確かに的中しました!ものの見事に的中しました!三十数年間のサイン馬券での的中の逸話は一冊の本にまとめられないくらい… 残念なのが、その的中を証明できるものを何も残さなかったこと…

【サイン馬券の変貌】

高本氏が、ハイセイコーがなぜ日本ダービーで負けたのかを著書に認めていたのが今でも印象的です。

ハイセイコーを漢字に変換したら、『背性交』だから日本ダービーには適さない… 今では怪説と言っていいですが、その時代は納得していましたね。

時は流れ、平成時代も終わり、令和時代、セクハラやパワハラなど、ハラスメントは悪徳だという時代に、未だにそう言ったセクハラまがいなサインが発信されていると考える時代錯誤なサイン馬券派がいるのには、とても悲しく感じます。たとえ運よく的中したとしても、私はこじつけだと思います。

【サイン馬券の本質】

パチンコには、出玉操作があると良く聞きます。筆者は門外漢なので分かりませんが… 

大阪に住んでいた時、難波のパチンコ屋の前を通ると、外から良く見えるパチンコ台で打ってる人は出玉の箱を積み上げている。

恐らく、通行人へのアピール作戦で出玉操作してるんだと思った経験があります。

JRAの集客操作には、表面ではCMや広告、裏面ではサイン馬券が使われているんだと考えています。

昭和から平成に時代が変わった時分、馬ではオグリキャップ、騎手では武豊が脚光を浴びて、一気に競馬ブームがやってきました。

当時、JRAが行った施策の中で、競馬場の女子トイレを綺麗にリニューアルするというのは、さすがの筆者でも入れないので分かり難いものでしたが、女性の競馬場誘致を本気になって始めた頃なのです。

JRAは、女性ファーストだと感じるのは今も同じです。サイン馬券に関して一言で片づけちゃうなら、

『競馬素人の女性が勘とセンスで馬券を的中させるツールである』

高本氏は、『何か正体の分からないものの為に競馬は仕組まれている』でしたが、

筆者は、『女性のビギナーズラックの為に競馬は仕組まれている』『女性リピーターを増やす為に競馬は仕組まれている』もしくは『バーチャルゲームに依存する若年層をリアル競馬に向ける為に仕組まれている』です。

筆者を含め、重症競馬ファン(競馬中毒患者)は週末に必ず馬券購入してくれる事が分かってますから、JRAは本音で言えばどうでもいいんです。

女性や若年層が競馬ファンになってくれる事が、競馬のイメージも良くなり、結果として競馬産業のボトムアップになると考えているのです。そう考えていかないと、悪名高き現在のCMの辻褄が合いません。

【サイン馬券との付き合い方】

サイン馬券が全てだとは思っていません。ガチガチの銀行馬券にサインが発信されていたなんて考えたこともありません。

本命サイドの的中馬券は、新聞の紙面通りに買っていれば良い訳で。

サイン馬券は、波乱のレースで効力を発揮する馬券法。

100円が10,000円になる快感を勘とセンスで的中する、そんなツールになる馬券法。このレースは波乱の予感がするからサイン馬券に助けを乞う、のスタンスで充分だと思いますよ!

サイン馬券に懐疑的な競馬ファンは、皆さん異口同音に『後付けだ』とおっしゃいます。サイン馬券派の筆者としては、後付けじゃなく、発想を新たにして、前付けで発言する事を目標に毎週毎週ブログを発表しています。

サイン馬券はこじつけだと言われる事もあります。それは余りにも稚拙な発想だから… 筆者のサイン馬券もこじつけだと自省する事もたまにはあります。

外れたけれど、読みは間違ってなかったと一人悦に入る事もあります。そんな時は、読者の方も納得してくれたと信じています。

皆さんも、女性目線・若年層目線でJRAの重賞レース、特にG1レースを一度予想してみたら面白いと思います。

やっぱり発想が思い浮かばない… そんな時の介助として筆者の有料ブログを読んでいただけたら、とっても嬉しいです。

難しいなあと思ったら、是非一度私の有料ブログを購入してみてください!

これから先は、アイビスサマーダッシュとクイーンステークスの最終見解です。ライオンボスは、主戦鮫島騎手の落馬負傷で田辺騎手に乗り替わります。騎手の不運が馬に伝染しなければ良いですが… 私の本命はさて!?

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