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「鏡の国」

降り続ける雨で当初の予定が狂い、急遽行くことにしたのが松江駅から路線バスで30分ほどの場所にある八重垣神社。実質2日目にして既に3社目のお参りでどんだけ神頼みするんだよ…という感じだけど、この頃に一人旅において神社ってのは中々に楽しめるアミューズメントパークでもあるということに僕は気づいたのです。つまりこんなのはまだまだ序の口なのです。

そんな八重垣神社の奥の森にあるのが「鏡の池」。ここで楽しめるアトラクション、それが社務所で頂いた和紙を池の水に浮かべると、水を吸った和紙にじわりじわりとお告げが現れてくるという縁占い。浮かべた和紙の上に硬貨を載せて池に沈むスピードで、その縁の訪れが早いか遅いかが分かるそう。

紙曰く「やさしい気持ちで接す/北と東/吉」とのこと。マジ意味わかんないけど、4分ほどで沈んだのでこれが近いうちに訪れるんだろうか。そうして小一時間ほどの滞在を終える。傘を打つ雨のリズムにあわせて、CHARAのモノマネであの歌を口ずさみながら松江に戻るためバス停に向かった。

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