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【ナヌカショウガツ】

節句や時節にふれるとき
少しだけ背筋が伸びるような
流れる空気に変化を感じるような気持ちになります。
 
七日正月
これも節句のひとつ。
 
『春の七草を食す、塩味の粥の日』
と記す方がメジャーでしょうか。
 
一年の無病息災を願って…と言いつつ
お正月の無礼講?で弱った胃を休めたり
ダイエット始めのキックオフ的な位置づけ?
だったりしますよね。
 
食いしん坊の性で
またまた食に絡めた書き出しになりましたが
『元日から七日正月まで(松の内)を
正月の(年神を迎える)祝いの期間』
とするならば

「今日でお祭りは終わりだぜ。
松飾りも撤収されるし、現実に戻るがよい。
おらおら働けー、人間どもよ!」 

といった感じなのか…なーんて想像してみると
やはり違う意味で背筋が伸びます。
猫背になりつつあったので
これがまた気持ちいいんですよー。
(と、プラス受信)

ただ、私的にはまだ2020年。
なぜなら、鑑定業にとっての新年は立春です。
※24節気では春の始まり=1年の始まり

しかも…
ちょいとそこの旦那!
奥さん!!事件です。

2021年の立春ってば2月3日なんですよ。

1897(明治30)年以来124年ぶり…
「よぉ、元気だった?」
なんて気軽に言える感じでもないほど
お久しぶりな展開。

って、ご存知でした?
スーパー等で恵方巻のポスターを
しっかりご覧の方はお気づきかもしれませんね。

ちなみに立春を迎える瞬間は
2月3日の23時59分

なので、ほとんど2月4日ですけどね。

おっと話がそれました。
「松の内あけの2021年の抱負宣言」
をしようとしたのですが、それは別の投稿にします。

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自分の運気とは関係なく、
縁起が良い日を選定する
撰日(たくじつ)の考え方でいうと、
今日は『一粒万倍日』でもあります。

「何事を始めるにも良い日。
仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉」
とされてるので、宝くじを買ったり
新しいお財布を使い始める方もおられます。

信じる信じない、用いるかどうかは別として、
受け継がれた思想や継承される風習には
何らかの意味があると思います。
「なんかイイらしい」を意識的に取り入れて
自分を上向きにできるなら、それは素晴らしいこと。

コロナ関連のニュースにまつわる一連の報道に
食傷気味ではありますが、
まずは自分にできることを考え、行動する。
そういう意味でも
健康に留意しつつ、プラスになりそうなことは
自分の糧にしたいものです。

濱上日歌

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