スマートフォンでプログラミング
スマートフォンを仕事の道具にしてる人は世の中には沢山います。Googleドキュメントアプリでドキュメントの確認や手直し、Googleスライドアプリでスマートフォンで撮影した写真を使ったビジュアルなスライド作りなどに活用している例は多くあるようです。フリーランスであれば、レシートの写真を残したり、使ったその場で経費として清算したりする用途にも使われますし、技術職であればサーバーのモニタリングなどに使用されます。飲食店であればTwitterやインスタグラムで宣伝をしている店舗も多くあります。
ビデオチャットでミーティングをしたり、Slackなどを使って業務やコミュニティに関するテキストチャットをしたりすることもできます。
そのような状況で、未だにスマートフォンをおもちゃ扱いする人がいます。そんなわけで、Android端末でプログラミングをしてみています。
Android端末のハードウエアはPCのx86と違い、ARMと呼ばれる種類の命令を受け付けるものなので、対応していないソフトウエアは多いですが、その中でもPythonは対応状況が良いようでそこそこ動きます。わたしはPythonが好きなので、ちょうど良いなと思って現在スマートフォンでPythonを書いています。
それメリットある?
最大のメリットは、スマートフォンではクリエイティブなことは出来ないと言っている人にソースコードを投げつけて黙らせることが出来ることですが、他にもいくつかメリットを感じています。
第一に電池持ちが良いことです。スマートフォンは今自分の手持ちの端末の中で一番電池が持ちます。よほど良いノートPCを持っているなら話は別ですが、同じような人は多いと思います。
第二に常に持っていることです。ノートPCを持ち歩いていないときがあっても、スマートフォンを持ち歩いてないときはほぼありません。いつでもソースコードやGitクライアントとにらめっこできます。キーボードとスタンドを持ち歩けば、いつでも作業ができます。
第三に軽いことです。常に持っていることとも繋がりますが、スマートフォンはノートPCよりも物理的に軽いです。例えば布団の中に持ち込んだり、寝っ転がってソースコードとにらめっこできますし、ノートPCよりも気軽にトイレに持ち込めるので、出先で作業する場合にもセキュリティに関して考えることが減ります。
これらはスマートフォンで作業をする全ての場合で言えることです。これまでPCでやっていた作業をスマートフォンでやってみたら、思わぬ利点が見つかるかもしれませんね。
Web制作やライターをやっているフリーランス。豊田高専を二度中退し、放送大学生兼フリーランスを始める。Pythonが好き。Vue.js、Nuxt.jsを使う。