高専カンファレンス×学生LT@N高名古屋キャンパスを終えて

 どうもしぐまです。先週の日曜日に高専カンファレンス×学生LT@N高名古屋(正式名称失念)を開催しました。コラボイベントということもあり、参加者は全部で35人、スタッフを含めると40人弱となりました。これは学生LT名古屋史上最大のイベントです。

学生LTとは

 学生LTは技術が好きな学生が集まってLT(Lightning Talk)をするイベントです。LTとは通常の勉強会の講演よりも時間の枠が大幅に短い講演です。学生LTではLTの枠を多数用意し、一日のうちに多くの人に喋っていただくイベントを開催しています。

 LT会の後には懇親会があります。参加者の方から懇親会費をいただき、ピザと寿司で盛り上がるのが伝統です。LTをした人の技術的な興味が全員に知られていることもあり、毎回大変盛り上がります。

 学生LTに集まる学生はどの回もレベルが高いです。間口を広く取って裾野を広げたいという思いもあるので、発表については特に指定をしていないのですが、自然と非常にレベルの高い方々が集まっています。

今回の学生LT

 今回の学生LTは高専カンファさん、N高さんとのコラボということで、非常にワクワクするものとなりました。私は、今後の学校のあり方を考え直さなければいけないという意識を強く持っていて、普通高校でない選択肢である高専やN高等学校には注目していましたし、学生LTを開催する上でも、学校以外の学習機会を増やしたいという考えを持っていました。

 そんなわけで、今回の学生LTには特別な思い入れがありました。結果大成功で終わり、ホッとしています。

 私は、学生LTの素晴らしさを学生LTに参加しながら語りたいというスタンスで学生LTを開催しています。いわゆるプレイングマネージャータイプです。今回も学生LTで発表する用のネタを持って参加しました。

 LTは勉強になります。発表用の資料を作ることで理解があやふやな点が浮かび上がってきますし、どこが要点なのかを絞るスキルもつきます。また、LT会で他の人のLTを聞くと、よい刺激になります。これまで興味がなかった分野に触れることになる場合もありますし、同じ技術が好きな人同士、技術の話で盛り上がるきっかけになる場合もあります。私自身LT会を軸に勉強をするととても効率が良いと感じています。

 思わぬ方向に話が広がることもあります。今回の学生LTの懇親会では、教育に強い関心がある高校生の方と話したことが印象に残っています。プログラミング教育の流行が受験と関係無いところで起こっているということなどについて盛り上がりました。

 実は私は教育にも興味があります。興味のある分野はInstructional designやOutcome based educationです。趣味程度ですが、書籍や論文を読むこともあります。放送大学でも心理と教育コースの教育系の講義をいくつか取っています。

名古屋のITを盛り上げる学生たち

 おそらく、日曜日に学生LTに来ていた学生たちは、今後名古屋のITを盛り上げる人たちでしょう。技術力が高いということもありますし、アクティブであることも大きな要因です。別の勉強会の運営をやっている方も居ました。懇親会などでそういった情報交換も行われています。

 「ここが最前線」ということを学生LTの中でも話しましたが、これは誇張でも間違いでもないと思っています。どれだけが名古屋に留まるかは分かりませんが、名古屋を盛り上げられるとしたらこの人たちだろうと考えています。

積極的に行きたい

 私は名古屋のITを盛り上げたいと考えています。東京とはまた違った風土のある名古屋でITが盛り上がったらどうなるかに興味がありますし、それが日本のITを盛り上げることに繋がると考えています。これからも名古屋のITと学生LTとそれから私をよろしくお願いします。

Web制作やライターをやっているフリーランス。豊田高専を二度中退し、放送大学生兼フリーランスを始める。Pythonが好き。Vue.js、Nuxt.jsを使う。