新卒フリーランスは狂気です、普通は選択肢に入らないであろうということを最初に言っておきたいとおもいます。この記事は新卒フリーランスになれと言いたいものではありません。

　しかし普通でないパターンもあると思います。私の場合は起業したいのではやくスーパーサイヤ人になりたかったのと、就活に中指を立てたかったということが大きな理由となっています。

　私は現在Vueの仕事をいただけていて、このままVueの経験を積めばいくらでも仕事がある状態になるだろうという勝ちパターンに入っています。最初の仕事を見つけるまでの苦労話を書こうと思います。

エージェントを通して仕事を貰うのは難しい

　新卒フリーランスは普通書ける職歴が無いと思います。その状態でエージェントを通して仕事を貰うのは難しいと考えられます。

　いくらプログラミングが出来ても、それを相手に伝えるのは難しいです。実務で通用してきたという経歴が無い状態でエージェントに自分がどれだけ仕事が出来るかはまず伝わらないとおもいます。

　しかしエージェントに登録してみるメリットはあります。記入欄や案件のリストからどんな経験やスキルが求められているかを考えることが出来ますし、この先フリーランスエンジニアとしてやっていくイメージが沸きます。私は某クラウドソーシングサービスが運営するSESのサイトに登録してみました。職務経歴書の存在すら知らなかったので、色々触ってみて勉強になりました。

　また、海外のクラウドソーシングサイトであるUpworkにも登録しました。海外で働くことをイメージ出来た他、案件を直に貰うようになった場合に海外に仕事を投げることもイメージできました。

会いに行けるのが大事

　先程書いた通り、未経験ほど現場のエンジニアの方と会えなければ話になりません。エンジニアと会える機会には例えば勉強会があります。そのような思惑もあって、名古屋の企業でリアルウォンテッドリーなどでもお見かけするN2iさんの主催する勉強会へ参加しました。

　結果的には、面接はさせてもらうことが出来ましたが、文化に合わなかったのか見送られました。最終的には縁があるか無いかの話なので、凹まないことを心がけていました。

即戦力としてお仕事ください経験はありません

　自分の要求が滅茶苦茶だったのもあり、面接しては落ちていました。凹まない方針でしたが、実力には自信がありましたし、イライラは募りました。

　自分は刺激的なのが好きなので、リスキーな判断をする人たちと働きたいと考えていました。自分で言うのもなんですが、自分みたいなよく分からない奴に仕事をくれる人はそんな人なんだろうなとぼんやり考えていました。

　また、よく分からない奴だからこそフリーランスとしてやりたいという気持ちがありました。好き放題やりたいならリスクを取るべきだと考えてますし、そのスタンスを貫かないと刺激的な出会いは無いと思っていました。

Vueの仕事をいただけることに

　そんなこんなで面接を続け、Vueの仕事をいただけることになりました。今は思った以上に楽しく仕事をしています。信じて折れずに曲げずにやり続ければ多少の無理は通るんだなぁと思いました。

　コツもアドバイスも無いですが、一つ言えるのは新卒フリーランスエンジニアは自分から会いに行かなきゃまず仕事はもらえないということです。人手不足がもっと深刻化すれば話は変わるかも知れないですが、普通は経験のある人を採用します。

　もう一つ言えるとすれば、普通にしんどいので新卒フリーランスとかやろうとしない方が良いです。