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最近のゆっくり茶番劇界隈についての所感と『ゆのみ』のこれから(ゆくシグの自己満創作論)


 皆さんこんにちは。ゆっくりシグです。おかげさまでチャンネル登録者が15,000人を超えました!ありがとうございます!
 私がYouTubeで投稿しているのは『ゆっくり茶番劇』という、合成音声を使った東方Projectの二次創作です(東方Projectが分からない人はググッてください。沼にハマりましょう())。
 YouTubeではーーーゲーム実況やバラエティ動画などーーーどのジャンルでもそうだと思いますが、ゆっくり茶番劇も例外ではなく、同業者同士が集まった『界隈』が存在しています。
 そこで、今回は『ゆっくり茶番劇界隈』について書いて行けたらな、と思います。


ゆっくり茶番劇界隈の特徴

 まず、ゆっくり茶番劇界隈について、僕が思う特徴みたいなものを書きます。
 ゆっくり茶番劇界隈には、なろう系や恋愛系、日常系やホラー系などといった多種多様なジャンルを上げているたくさんの投稿者がいます。この多様性というのがゆっくり茶番劇界隈への参入者を増やした重要なファクターであり、僕はこれが一番大事なものだと思っています。パソコンさえあれば、いやスマホでも動画を作れるため、自分の作りたいものを自由に表現出来る。それがこの界隈の強みであると確信しているのです。

最近の界隈の問題点

 しかし最近の界隈を見るに、どうやらその強みが消えかけているように感じてなりません。というのも、最近の界隈ではなろう系が主流になり過ぎてて、一部の茶番劇の中には『なろう系以外茶番劇じゃねえ』というような過激派もいるような有り様です。また、自分とは関係ない騒動に首を突っ込んで騒ぎを大きくし、大規模な炎上騒動に発展させるような事案も数多く発生しています。
 なぜこのようなことが起こるのか?私はその理由の一つに『クローズド(閉ざされた)グループ』があると思います。
 茶番劇投稿者の一部には、仲のいい同業者同士でグループを作る者がいます。僕は、グループというシステム自体はいいと思っています。しかし、彼らのグループには重大な欠陥があるのです(もちろんたくさんのグループがあり、一つ一つ微妙に違うのですが)。
その重大な欠陥というのを上げてみますね。
①新規メンバーを募集していない。
②リーダーが不在であり、責任の所在が曖昧である。
③メンバーもしくは幹部の全員が同じ権限を持っていることが多い。

 まず①についてですが、これが『クローズドグループ』のゆえんであり、僕がやめた方がいいと思うことの一つです。なぜなら、新規メンバーを募集しないということは、既存のメンバーが抜ける度に残されたメンバーの負担が増え続けるということを意味するからです。そのような組織でもつ訳がない。
 ②と③ですが、これは似たようなものですね。これの何が問題かというと、『メンバーのまとまりを維持できない』。これに尽きます。
 茶番劇というのは極端な話、シナリオから投稿まで全部一人で完結できます。せっかくグループをやるのにメンバーのまとまりを維持出来なければ何の意味もない。個人的にはそう思います。
 これらのグループ同士が騒動に首を突っ込めばそれはもう大規模な炎上騒動に発展しますし、グループに先述のような過激派がいれば、多様性が失われていくのは火を見るよりも明らかです。


『神輿繭』の反省とゆのみ

 僕もかつてこれら3つの欠陥を持ったグループである『神輿繭』を作り、運営し、そして崩壊を見ました。この反省を活かして作ったのが、今僕が運営している『ゆのみ』というグループです。
『ゆのみ』というグループの大きな特徴は
①強力な中央集権的組織であること
②新規メンバーを通年募集していること
③内部に多様性を包含していること
の3つです。
 結成当初は①の特徴を持っていなかったのですが、後に少しずつ中央集権化を進めていき、今はリーダーのみりきという人と僕の2人で運営を行っています。
 ②については先の反省を活かし、結成当初からこういう方針にしています。現在では、コンスタントに新規メンバーを入れることに成功しています。
 ③についてですが、これは特定の人との仲の良さとか関係なしに新規メンバーを入れていっているためだと思っており、今では色んなジャンルの投稿者はもちろんの事、中にはVTuber活動をするメンバーまで(!?)います。
 これらは先の3つの欠陥をカバーしており、しかも今のところメンバーからの不満はほぼ0。個人的には新たなグループの形を作れたのではないかと思っています。


僕が考える理想の界隈像

 最後に、理想の界隈像について書いておきます。
 僕の理想の界隈というのは、ジャンルや登録者数に関係なく、みんながそれぞれ自分の作りたいもの・見たいものを自由に作り、見れる、そんな界隈です。そしてそれは『ゆのみ』の中において形になりつつあり、この理想はただの夢物語ではないと断言できます。これから僕は『ゆのみ』を軸として理想の界隈を作っていくつもりです。どうか皆さんも応援よろしくお願いいたします!

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