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2023年やったゲーム黙示録(4月~6月)

前回の続きです。別に読まずとも良い。
あと今steamセールやってるので、セール対象品かつ興味あるものあればぜひ遊んでみて欲しい。

METAL: Hellsinger

ビジュアルが思ったよりかっこよい

BGMに合わせながら攻撃するとご褒美がもらえるDOOM。
音ゲー+FPSってジャンルはそれなりに前例があるんだけど、これは音ゲーよりもFPSアクションの方が要素として濃いように思う。
とはいえBGMとして流れるヘビーメタルがかなりかっこよく、上手いプレイを続けてるとボーカルが入ってきたりしてかなり興奮できます。あとDOOM系ってことでショットガンが強いのが本当に良い。オンラインFPSでショットガンが強いと最悪だけどシングルFPSなら爽快感マシマシで良いね。

問題点は成長要素で、キャンペーンとは別にアーケードゲームっぽくミニゲームチックなステージを遊ばないと所謂perkみたいな強化が受けられないのが個人的に好きくなかった。
ミニゲームでは武器がコロコロ切り替わったり固定だったりするステージや、プレイスタイルを固定させられるステージが幾つかあったので、自分の好きなように遊ばせてくれんモードはそんなに好みじゃない。
あとperk自体もあんまり面白さに直結しないものが多かったのが残念。大体ちっちゃく数値が上がるものが多かったように思えたので、専用のビルドを組みたくなるようなものがあればよかったかな。
ボリューム自体もミニゲーム含めてもそんなに多いわけじゃないんだけど、一応DLCもあるみたいなので好きになったらまだまだ沼れるかも?

総評としては「メタラーならやれ!」です。おれはそんなメタラーじゃないからよく知らんかったけどArch Enemyのボーカルが歌い出した時は流石に興奮を禁じ得なかったぜ。

CRYSTAR -クライスタ-

ポテト好きな主人公にそれほど共感が発生しなかった

美少女アクションRPG見るとつい欲しくなる癖を抑えられなかった。
“少女の涙”をテーマに“泣いて戦う”感動のストーリーということです。

思ったよりも”少女の涙”も”泣いて戦う”もキーワードとしてはそれほど重要じゃなく、それほど真面目なストーリーでもなかったです。
これはおれが長年オタクをやりまくってるからそう思うだけで、レビューでも「ストーリーが良かった」は散見されるので興味ありそうならやってみていいと思います。
キャラは好き。百合見習いやらせてもらってる身としてはちょっと食い足りなかったけど、姉妹百合orヤンデレ特攻ならもっと刺さると思うよ。

問題点を述べる前に、まずアクション部分は紛れもないクソなのでそこは触れないです。

RPGってことで成長要素はレベルと装備。
レベルが上がるとステータス上昇+一定のレベルでスキルを習得できるスタンダードっぽいシステム。
装備はランダムドロップかつランダムでアイテムの性質が決定されるのでここはハクスラ要素といってもいい……んだけど、ドロップでのランダム要素はあくまで「追加効果のスロットの数」のみ。
自分も詳しくは調べてないんだけどスロットの数によって他のステータスが変動することもないので、そこはハクスラとしては寂しいかな。

そしてRPGということで、パーティーメンバーは4人。
ストーリーの進行によって一人ずつ増えていって、それぞれ立ち回りがぜんぜん違うと言えるくらいには個性豊か。
主人公は近距離主体だけどスキルに遠距離攻撃を持ってたりと卒なくこなせるし、近距離特化や遠距離特化のキャラもいたりする。
……のだけど、操作キャラクターは結局一人で固定されてしまうという最大の問題が最後まで解決されなかった。NPCが操作するということも無く、本当に一人だけしか戦わない。
いつでもキャラクターを交代出来るんだけどそこのメリットがそれほどなく、先述したように立ち回りの部分が結構違うので結局好みのキャラを一人選んで使い込むスタイルで最後まで行ってしまった。
あと装備の部分もハクスラ要素強いところから一人だけ新調するのがラクではあるので、四人全員をまんべんなく使うのは結構しんどいんじゃないかな。

あとアクション部分は紛れもないクソです。いい加減にしてくれ。

総評としては「デカい犬を……撫でられる!」です。デカい犬を撫でることが大事なゲームなのでデカい犬を積極的に撫でていってください。僕からは以上です。

Serment - Contract with a Devil

Lucyはかわいいけどそれ以上に自キャラがかわいくてよかった

前からやりたいな~と思ってた百合DRPG。
残念ながら日本語化されてはいないんですがキャラデザもストーリーも日本人に刺さりそうな感じなので頑張って遊んでみてほしいです。

DRPGとしてはあんま期待しないで遊んだほうが良いかな。良くも悪くも低価格帯のRPGという感じで、ダンジョン自体にも成長要素にもそれほど言及することがないくらい?
お金を稼いでLucifer(Lucyがニックネーム)に献上するというゲーム的な目的がある他、能力上昇もお金なのでここは結構シンプルで面白かったかな。つってもゲーム自体の難易度が低かったので後半からは……。
街での活動やダンジョン探索で時間経過していき、夜になると行動終了になるというところもシミュレーションっぽくはあるけど、そこのバランスは非常に緩いのでそれほど意識することはなかったです。時間経過しなさすぎる。

百合要素としては「なんでそんな造詣が深いの……?」と思えるほどには結構気合入ってると思います。英語あんまわからんのでこまいニュアンスは知らんけど、きららMAX読者であることは容易に想像できます(違ったら恥ずかしい)。
おれが言うので信じてください。

総評としては「百合の未来は明るい」です。ドイツやブラジルにも百合空手有段者がいるので、とにかくワールドワイドなジャンルになりつつありますな。

主人公選択画面。右から二番目があまりに良すぎてつい選択しちまった。

Path of Exile: Cruisible

最後まで全コンテンツを遊び切ることは出来なかったです。

地味に日本語化される前にも後にもチャレンジはして、act3か4くらいで毎回挫折してた人気ハクスラゲーム。
diablo4の先行ベータが面白すぎて一ヶ月ほど時間をかけてみたらやっぱり面白かったです。

挫折してた理由は本当にシステムが多すぎてわけわからんというところ。あまりに遊びの幅が広すぎて圧倒されてしまってつい億劫になってしまってたんだけど、今回は有識者の方に質問しながら遊ぶことでact10クリアかつその後のアトラスマップもそこそこ埋めながら楽しむことが出来ました。

とにもかくにも知識が必要で、教えを受けたりサードパーティのアプリを導入することで”比較的”快適に遊ぶことが出来ましたが、それでもやっぱり初心者にはどうにもこうにも厳しい。
ビルド的にもスターティングビルドをちゃんと取捨選択できないと難しいので、常に横に口出しするオタクを用意することが正解なのかもしれない。
おれはact自体を楽しめるタイプなので全然問題なかったんだけど、act10まで遊び切るのがすげえ長いのと難易度も高いので、そういう意味でもやっぱ人はめっちゃ選ぶと思う。

そして何より装備の重要性が高いということで、トレードを駆使しないと快適なプレイには繋がらないというのがキツかった。ぬるい装備だと一瞬で氏ぬゲームなのでイラつきがすごい。
個人的にあんまりトレードには頼らないでゲームを遊びたいというのがあり、機械的にトレードできるとはいえやはり人と人とのやり取りだったのでそこは気に食わなかったかな。

総評としては「一生遊べるんじゃないの?これ……」です。一ヶ月真面目に遊んでも多分全体の10%くらいしか遊べてない感覚がある。
PoE2はジェム周りのシステムが整理されるっぽいのでそっちはちゃんと遊びたいな~。

Idol Showdown

ぶっちゃけタイトルだけだと「ホロライブ格ゲー」って部分に引っかかりづらい

真面目な記事を書いてしまった前科があり、真面目な話はそちらで書いてたと思います。

こっちでは不真面目な感想になるんだけど、格ゲーリリース初日のわちゃわちゃ感が最高すぎました。一時間ごとに変なネタが投稿されてその度に大笑いできる。
自分は比較的スタンダードな白上フブキを使用してて、そういう変なネタは他のキャラに比べて少なくはあったんだけど、昇り中段があまりに強すぎてそれだけで楽しめてしまった。

とはいえゲームとしては流石に無料ゲームということで、オンライン周りが人間を熱中させるように作られてないというのがどうしても。
プレイ三日目にしてちょっと燃え尽きてしまい、ランクマッチが人間をどれだけゲームに張り付けるのか身をもって理解できました。

総評としては「流石にマネタイズ出来たほうが良いよ」です。これを無料で遊ぶことに罪悪感が生まれてしまいました。
新キャラもぼちぼち追加されるという話もありますので、その折には復活しようかなと思います。

A Dance of Fire and Ice

見た目で音ゲーだとは全くわからないよね~

1キーしか使わないシンプル音ゲーということで、ゲームとしてはグルーヴコースターにとても近い。まあ途中から難しくて大体2キーになると思うんだけど、それでも遊びやすいので今でもたまに起動してます。
音ゲーだけでなくステージ選択の部分もちゃんとリズムで操作するというのがオシャレ。

音ゲーとしてはほぼ一発アウトの代わりにリトライが早く、チェックポイントから再開も出来たりという死にゲーっぽいデザインを採用されてるのが珍しい。
1キーしか使わないというところで譜面的にはどうしてもリズム難の初見殺しが多く、見た目としても先の譜面が見づらかったり発光などのエフェクトが入ったりすることが多いので、ちゃんとした音ゲーとして評価するのはちょっと難しいかな。
とはいえカジュアル音ゲーとしては体験を豊かにしてくれる範疇だと思うので個人的には気にならないです。

叩かせる部分がリズム主体なので、これ系としては珍しくハネる曲が多かったりアクセントが面白い動き方をしたりすることがあるのが良い。所謂BEMANI系の音ゲー楽曲がもうあんまり好きくはないので、リズムに主を置いたシンプルな楽曲が多くて満足。当然OSTは購入しました。

総評としては「たまに遊びたくなる音ゲー」です。PSP版の太鼓の達人を死ぬほど遊んでた時期を思い出した。
とにかくリズムを掴めた瞬間の気持ちよさが凄いので1回は遊んでみて欲しい。

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

ロケーションは前作よりも綺麗な箇所が多くて良かった

前作BotWから長いってほどでもない年月を経て出てしまった続編。とにかく話題になってますね。
BotWは結構早足気味にクリアしてしまったのでこっちはのんびり遊びたい……と思ってたのだけど、6/2にストリートファイター6とdiablo4が出てしまうので結局こっちも早足気味になってしまいました。それでも地上絵全部埋めたり地底のマップはある程度重要なロケーションは埋めたりと、自分的には結構探索したほうかな。

で、前作のシーカーストーンの機能は文字通りなんでも出来たくらいには自由度は高かったんだけど、今作では流石に自由度は抑えられてしまった。
代わりにゾナウギアのビルドは凄まじく、素材と知識さえあれば前作以上になんでも出来てしまうというのはすげえ。まあおれは調べ物一切しなかったのであんま活かせなかったんだけど……。

もう褒めまくられてるレビューがこの世に大量に存在してるので今更分かった風なレビューはしないんだけど、前作に比べてしっくりはまらなかった瞬間は多かった。
例えば祠は前作結構ハマってしまってクリアを諦めたりした時もあったんだけど、解答に気づいた時は「これしかない!」という脳汁の出方をしてた印象があった。
でも今作は祠で取れる選択肢が少なく、解答自体は割りと出やすいパターンが多かった。のだけど、やたらシビアだったり(野球盤とか)モドレコでゴリ押ししちゃったり(途切れたトロッコとか)が多く、なんか気持ちよくない謎解きが多かった。
当然面白い祠もあったんだけど、BotWはジャイロ以外はほぼ全部楽しかったと考えると少しだけここはガッカリしちゃったかな。まあもっと言うとBotWでネタ切れしてないのがすげえと思うんだけど……。

あとロケーションが多すぎてちょっと胃もたれしがちだったかな。特に地底はあんまり変わり映えしない割に別にうまみがあるわけでもなかったので、真剣にやり込もうとしない限りは行かない人のほうが多かったんじゃ?と。
まあ全体的に報酬がしょっぱいゲームなので今に始まったことではないんだけど、宝箱に入ってて一番うれしいのが木の矢っていうのはゲームとしてどうなん?と思うことが……。

総評としては「これを30fpsで遊ばせてるのは人類の損失」です。60fps以上で遊べたら絶対に失禁してたと思う。
UIや操作周りも含めて個人的にはかなりもったいないと思ってて、steamの上位機種がもし出たならその辺改善されてるゼルダを遊ばせてほしいな~とはやっぱり思っちゃうね。

Diablo IV

リリスバーガーは癖強すぎてちょっとな~

10年ぶりくらいかな?なんだかんだDiablo3みたいに延期を繰り返すと思いきやちゃんと発売日通りに出てしまったゲーム。
あまりに楽しみすぎて15000円払って先行アクセス権買っちゃったんだけど、そのおかげでスタートダッシュが快適だったから正解だったかな。結構ゲーム自体も長く続けられそうだし。

ストーリーは別に言うことなく、全然おもしろくなかったのでシリーズの平均くらいだと思う。アクト自体はかったるいけど1回やればスキップできちゃうし。
あと名声集めは本当に最悪なんだけど、これも1回やったら別キャラで無理してやるほどでもなくなるからまあいいかな……。できれば改善してほしいけどね(特にリリスの祭壇周りはクソすぎて笑っちゃった)。

問題はハクスラ部分。色々言われてるんだけど……正直シンプルで遊びやすかった!
化身システムのお陰で装備の取捨選択はわかりやすかったし、装備更新に伴う能力上昇も実感しやすい。ビルドも作り替えやすくて色々試せるのは良い。D2ライクなハクスラだとそういうところが評価点になりがちだけど、ライトに遊びたい身としてはちょっと窮屈なのよね……。
まあエンドコンテンツがレベル上げしかないというのは少し寂しいのでおれも最近は低空飛行になってはいるんだけど、昨今遊ぶゲームも本当に多くなってしまってるので、ゴールがある程度見えてるゲームのほうが良いかなと思ったり。

総評としては「こういうのでいいんだよこういうので」です。ハクスラの金字塔たるDiabloがカジュアルゲー路線を進んでることに対して色々議論が発生しておりますが、おれとしては大歓迎です。

STREET FIGHTER 6

主人公としてのルークが評価されつつあるのは良いこと……なのかな?

発売前には賛否入り混じった議論が交わされてたストリートファイターの最新作。
結果的には賛が多くなったのはイベント周りもあるかもしれないけど、やっぱゲーム自体の面白さなんじゃないかね。

ゲーム性が好みじゃない+好みのキャラがいない+体験版の時点で攻略が進みまくってる等々……で結構やる気なくなってたんだけど、diablo4が一段落した段階で真面目にゲームを始めてみたらなんだかんだすげえ面白くなってしまった。
地上戦の面白さはそのままでインパクトとラッシュという荒らし要素があることで、息苦しい対戦になりづらいし実力差・知識差も埋めやすいゲームなのかなと思う。
あとテンポがめっちゃ早いゲームなので「もう1回!」を何度もやってしまって寝不足気味になる毎日です。

攻略についても、発売から一月経ってもどのキャラもまだまだ発見があるし攻略も詰めきれてないのがゲームの奥深さを物語っていそう。体験版であんだけ攻略されててまだまだやれることあるんだね。
発売一週間くらいでキャミィがあんなネガられまくってたのなんだったんだってくらい今じゃキャミィが伸びたり、ケンジュリDJの立ち位置が日に日に変わったりと色々あるゲームなので自分が遊ぶ分にもプロシーンにも楽しみが多いね。SFL楽しみすぎる。

総評としては「格ゲーのニュースタンダード」です。遊びやすくて奥が深い。
面白すぎて3万のキーボード買ってガイル始めちゃったし、razerの薄型レバーレスが出たらそっちも買っちゃおうかなと思ってます。
とはいえまだまだおれもキャラ難民なのでしっくり来るキャラに来て欲しい。ファルケ、お待ちしております。

7月~9月にやる予定のゲーム

以上です。今はdiablo4とスト6の事以外何も考えてないんだけど、世間ではFF16が出てしまってるね。流石にやりてえ。
とりあえずしばらくは上の2つが軸になると思うんだけど、とはいえ新作ゲームもどしどし出るので軽めに触れていきます。

マリーのアトリエ

ザールブルグ大好きなので楽しみ。エリーもリリーもリメイクして欲しいので買います。
ライザは……(2の途中で止まってしまった)

クライマキナ/CRYMACHINA

クライスタを遊んだのは実はこれへの伏線でした。ゲーム性自体は全く期待してないですけど、ストーリーとか変な要素や百合などに期待してます。

ARMORED CORE VI

ソウルシリーズ大好きだけどACは実はそこそこ好きくらい。とはいえ新作ACが出るあのワクワク感を久々に味わえて嬉しいね。
多分オンライン周りはそんなにやらないと思うけど、シングルプレーは楽しませてもらいます。

Starfield

ベセスダ好きってほどでもないんだけど、xbox game passには加入してるので流石に遊びたい感。そこそこ期待してるくらいなのでそこそこ面白ければいいです。

Lies of P

まだ出てねえのかよって感じのソウルライクゲー。大作ソウルライクってことで楽しみではあるんだけど、ここまで待たされると不安のほうが流石に強くなっちゃうよね。

PAYDAY3

ようやっと出るね。PAYDAY2もハマったけどあんまりオンラインは出来なかったので、新作は人といっぱい遊びたいな。

Eternights

体験版だけちょろっと遊んだら地味に好みそうだったので。とはいえLies of PとPAYDAY3で発売日が被っちゃってるので本当に遊ぶかと言われたら……?

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