過去のミスでびびる
これで良いのだろうか症
物を作るようになるまで「これで良いのだろうか」なんて考えたこともありませんでした。浮かんだものを、衝動的に言動に写しては、無意識的に他人を傷付けてしまったり……とかそんな経験しかしてこなかった学生時代。それでもどうにかなってきたんですよね。
学生時代は大丈夫で、プロの編集者になってからダメな理由。明確。プライベートのいざこざはあくまで個人的な問題に過ぎないのに、仕事上のいざこざは組織の責任というか、自分より偉い人たちを巻き込むことになるからダメなんですよね。
自分のいざこざのようで、それは自分の問題で済まされず、組織のいざこざへと発展したりもするわけか。
それって結構つらい。
私は雑誌編集時代に何度かミスをしてきています。撮影で必要な小物を忘れて取材を先輩に任せて新宿まで買いに行ったり、デザイナーのミスに気付かず入稿してしまったり……まぁこんなもんか。ぶっちゃけ周囲と比べると少なくてネタにもならないくらいかもしれません。
それでも引きずるんです。なんてダメな自分なんだ!と弱ります。
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編集者になりたい方、出版社入社を志す就活生、音楽系の編集者になりたい方の人生をバラ色にするものではありません。
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編集者になってからの、恥ずかしいエピソードを吐くために作ったマガジンなので有料です。 新卒で出版社に入社、音楽系の月刊誌で3年間働き、現…
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