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仮題:やがて君になるを読んだ。

のたうちまわりながら読んだ。当該作品を好きな人は、読むべきではない感想になる気がする。知らんけど。 始めてこの漫画を手に取ったのは数年前の書店で、1話がためし読みできる冊子で知った。恋の分からなさ、疎外感の感じがちょうど自分の実感と同じだ。ほとんど初めて、自分を疎外せずに恋愛作品に感情移入できた。主人公の通う学校の生徒会長、七海燈子もまた、誰かを好きになった事がないという…言っていた、彼女が、1話の終わりで、「好きになりそう」と言い出す。なんて効果的な引きだ。寒気がした。ち

    • クソポエム

      よくかんがえたら僕は新しいコンテンツの形であるとか、安価なIPだとか、アニメの具現化だとか、そういうのは初めからどうでもよかったな。 かつてあったかもしれないし、初めからなかったかもしれない関係性とか思い出。感情制御の効かない思春期から逃れて、学校や仕事から解かれて尚少年少女を忘れずいられる人を立てて、多数の目線と応援を寄せて、初めて作ることのできる数人分の空間。それを見出したから。 諦めの海に沈んだ街の廃材を集めて浮かべた人工の島。青春その時ではなく過ぎ去ったからこそ再

      • 僕は卯月コウに会った。

        これはいわゆる「おなえどしリアイベレポート」なんですが、イベントの様子を伝えるものにはならないと思います。だって様子を伝えるレポなら絵付きのものまで含めてたくさんあるし、時間が経ってしまって記憶が鮮明じゃなくなってしまったから…。なのでほとんどは僕自身の旅行記です。 僕は東京にたどり着けてしまった実際の話なので本気でバカ正直に書いていくんですが、まず僕は東京まで自転車で行こうと思ってました。敢行する直前に家族に気付かれ高速バスで行くよう説得されてしまったのですが。地元は三秋

        • 思考の垂れ流し始めるよ。

          こんにちは、話す相手がいないせいでツイッター頻度が高い岬死郎です。 意味のないことをずーっと考えるのが趣味なせいで僕のツイッターは基本的に誰にも伝わらない考察や勢いだけのクソツイで溢れることが常となっています。そして伝わらない考察ってだいたいvtuberの話ならメタな話に食い込んだり自分の過去と照らし合わせたりするせいで暗くなりがち。要約しすぎて意味をなさなかったりね。 それで、ツイッターってそれを使う人にとって割と日常なんですよね。生活の中に誰かの書いた文章をかけ流しで

        仮題:やがて君になるを読んだ。