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創作

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音楽や絵など、自分を表現した創作活動。気が向いた時に投稿します。
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記事一覧

【詩】香り

2年前に書いた詩のようなもの。香りは人を、街を、過去を思い出させる。依存していた主治医のこと。大好きだったあの子。苦しかった日々でも、時々変にあたたかかったかのように錯覚することもある。そんな感じのこと。 香り 絡まったイヤフォンをいじりながら BGMで街を遮る 見慣れた景色を眺めながら 前の人に倣って傘をさす リアルのようなフェイクのようなそんな日々 涙はいつの日か枯れ果てた 木々は喋らず目もくれない 雨だけが僕に寄り添った 角を曲がるとあの日の香りがした あの日の彼

【詩】道

今日は、高校1年生になったばかりの私が書いた詩を、載せてみようと思う。この頃の私は、夢に見ていた音楽高校に入学してキラキラしていた。この選択が将来の私を豊かにすると信じきっていたし、私は音楽家として成功すると思い込んでいた。地獄のような家庭環境も、私の努力次第で変わると思っていた頃だ。それでも、やはり不安はあったのだろう。この道は正しいのか、といつもどこかで思っていた。拙い詩だが、あの頃の私が必死に自分を慰めた言葉たちを見守っていただけると嬉しいです。 道 あ、だんごむし

【歌詞】はざま

私は、限界がくるといつも曲が降りてくる。今回は、メロディも歌詞もついた1つの歌が降りてきた。すぐにスマホで録音をして、音を譜面におこす作業をする。今日は、その歌詞をnoteにも残しておこうと思う。 ※私は作詞を学んだことは一切ないので、温かい目でみてください。 「はざま」 生きている 死んでいる その違いはなんだろう 生きているのを感じない  この手は死んでいるのと同等だ 生きたい 死にたい その違いはなんだろう 死にたいと思ったベットの中 ふとあの歌が聴きたくなった