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The Last of Us Part I|ゲーム感想

以前記事で触れたPS5版のラスアスをクリアした。ネタバレあり。


兄夫婦が誕生日プレゼントで買ってくれたので、意気揚々とプレイを始めたものの…思っていたより難しかった。
操作に慣れるまではまだしも、最初からストーリークリアまでずっとわたわたしていた。

ラストオブアスはアメリカが舞台だ。
娘とふたり暮らしのジョエルが主人公で、住人の半分が凶暴になった街から脱出しようとするところからはじまる。
街の至るところでパニックが起きていて、大渋滞が起こったり病院から逃げ出した患者が人を襲う場面を目撃したり街が爆発したり燃えたり…。
娘を抱え走って逃げるシーンは本当に心臓がバクバクしてしまう。

感染者はいわゆるゾンビのようにノロノロと動くわけではなく、集団で走ってくる。ひとり相手ならなんとかなっても、集団相手だとすぐに囲まれる。集団で一目散に感染者が走ってくるのは、クリアした今でも恐ろしい。
感染にも段階があり、後半になるとどんどん敵が強くなる。第2段階以降は掴まれただけで即死だ。
感染者だけでなく、軍やハンター(人狩り)等の対人戦もあり、それぞれ戦い方が違うのも面白い。
私が特に嫌いなのはストーカーだ。
物陰に隠れ機を伺い、姿勢を低くして一気に走ってくる。掴まれれば即死だし、相手も隠れているので見つけるのも大変だ。ゲームを通してずっと怖さがあったが、ストーカーがいる場面では怖さが倍増だった。配信を見返すと、ラスアスの配信を通して1番大きい声が出ていた…。

戦闘も良かったが、ラスアスの1番の見どころはそのストーリーにあると思う。
娘のサラを喪った主人公のジョエルが、エリーと出会い絆を深めていくさまが本当に素晴らしい。
最初はお互いトゲトゲしているが、協力するうちに少しずつ打ち解けていく。
この記事のサムネにもしているが、目的地直前でキリンを見つけて「色んなことがあったよ」と2人で語るシーンがすごく印象的だった。たくさんは語らないけれど、旅を通じて出会った人や別れた人を思い出すようにストーリーが作られていて、最初から最後まで洗練されていた。いいゲームだったと思う。もっと私のキモが据わっていれば、怖がらずに純粋にストーリーを楽しめただろうに…。

ストーリーも映像も本当に満足度が高かったので、まだプレイしてない人がいれば是非やってほしい。

需要は無いと思うが、私の配信はここからどうぞ。


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