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ゲームの紹介や感想、その他思い出したことや残しておきたいことを短いエッセイとして書いて…

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ゲームの紹介や感想、その他思い出したことや残しておきたいことを短いエッセイとして書いてます。

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子供なんて要らないと思ってた|エッセイ

私の場合の話です。子供を持つのも持たないのも個人の自由であることを前提に読んで下さい。 この人と生きていきたい一緒にいるときの自分がとても自然だったから、夫と結婚しようと思った。 お互いが親への恨みを持っていて、結婚したものの子供はつくらない方針だった。 特に夫は反出生主義者。私も子供は要らないと思っていたし、夫婦2人で居られるだけで幸せを感じていた。 夫の家族を増やしたい体調を崩した時、私がいなくなったら夫は誰のために生きていくんだろうと悲しくなったのをよく覚えている。

    • ニーアオートマタ、はじめました

      2024年のうちにやりたいゲームで挙げていたニーアオートマタをはじめた。 ゲーム自体は7年前のものでPS5用にグレードアップできるわけでもないので今更感があるが、私にとっては今なのだ。 と、言うのも 今から3年前息子の育休中に夫がトロコンするほどハマったのだ。 そのときは(ふーん)という感じだった。 私達夫婦はゲームや本の趣味があまり合わない。 私の琴線に触れるようなものは夫が1番嫌いなタイプのもので、なんだか悔しくて夫にオススメされたものもすぐにはやらない(読まない)こと

      • The Last of Us Part I|ゲーム感想

        以前記事で触れたPS5版のラスアスをクリアした。ネタバレあり。 兄夫婦が誕生日プレゼントで買ってくれたので、意気揚々とプレイを始めたものの…思っていたより難しかった。 操作に慣れるまではまだしも、最初からストーリークリアまでずっとわたわたしていた。 ラストオブアスはアメリカが舞台だ。 娘とふたり暮らしのジョエルが主人公で、住人の半分が凶暴になった街から脱出しようとするところからはじまる。 街の至るところでパニックが起きていて、大渋滞が起こったり病院から逃げ出した患者が人を

        • 世界でいちばん透きとおった物語を読んだ日

          ニーディーガールオーバードーズの企画シナリオのにゃるらさんをTwitterでフォローして数日、あれは年始のことだ。 この呟きを見た私はこのツイートをリツイートしながら、今年最初に買う文庫は『世界でいちばん透きとおった物語』だなと心に決めた。 育児をしていると、心底紙の本と育児は相性が悪いと感じる。子供を寝かしつけしたあとに本を読もうと思っても、部屋は暗すぎるし親が部屋を出れば気配で子供が起きてしまう。 赤ちゃんを抱っこしながら読もうとすればよだれでべたべたにされるし、本を

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        子供なんて要らないと思ってた|エッセイ

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          ゲーム配信をはじめた話

          お久しぶりです。 note毎日投稿をやめて、なにをしていたかというと…子供が寝てる時間にゲーム配信をしたりして遊んでました。 ゲームを見てもらう欲はないとか言っていたものの、やってみたら意外と楽しかったです。 自分は喋るの得意な方だと思ってたんですが、意外と喋ることないし、友人の相槌が上手いだけだったのかもしれないなと思いました。 それぐらい、反応がないのに喋るっていうのは難しかったです。 ゲーム配信者やラジオパーソナリティの方…色んな人を更に尊敬。 やりたいゲームであげ

          ゲーム配信をはじめた話

          毎日投稿を続けた結果

          新年の抱負でとりあえず1ヶ月、毎日投稿すると書いた。 12月18日にはじめてのnoteを書いて、45記事?書いた結果感じたのは、記事のクオリティが落ちるなということ。 最初は楽しくて楽しくてずっとnoteにいたし、同じ記事を何回も読み返して編集していたから、クオリティも保ててた。 最近は夜に書いて翌日の朝1回読み返して投稿、正直noteにかける時間が短くて、なんとなく納得いかない記事が増えた。毎日投稿することが目的になるのは違うかもと気付けた。 もう少し適度な距離感で付き合

          毎日投稿を続けた結果

          お外でご飯食べたい日|エッセイ

          息子が「お外でご飯食べたい!」と言い出した。 保育参観の日はお昼ご飯どうする?と話していた時だ。 「あー、そうだね。そうしようか」 息子が外食したいというのははじめてのことだった。 うちは、遠い公園に行くときに途中でハンバーガーを買ったりすることはあるが、日常的には外食をしない家だ。だからこそ息子にとっても特別なのかもしれない。 「やったあ!!!!」 3歳児が飛び跳ねた。 いざその日になると、保育参観後に先生が「じゃあ今から給食の試食をします!」と言い出した。 あれ?そう

          お外でご飯食べたい日|エッセイ

          ぐりとぐらのカステラ|エッセイ

          恥ずかしながら、私は大人になってからはじめてぐりとぐらを読んだ。息子に読み聞かせながら私も初体験だ。 森にお散歩に出かけたぐりとぐらは、森で大きな卵に出会い、こんなに大きな卵なら、1日中食べても残るぐらい大きなカステラができるに違いない!とカステラを作ることにした。 持って帰ろうと工夫するも、小さなねずみの2人には難しかったので、もうここで作ってしまおう!と2匹は道具を運ぶ。 バターを大きなレンガのように抱きかかえていたり、大きなフライパンをずるずると引きずって歩いたり、

          ぐりとぐらのカステラ|エッセイ

          我が家の最後の赤ちゃん

          我が子はすごく可愛い。特に赤ちゃんはたまらなく可愛い。 上の子の時は余裕があったので、節目節目でお祝いや記念の写真をかかさず撮っていたが、2人目が産まれてからなかなか難しくなってしまった。 この間、娘はハーフバースデーのお祝いをしてないと気付いた。なんなら毎月の月齢写真も撮ってない。 ハーフバースデーだけでもする? 衣装を買って部屋を飾り付けして凝った離乳食を作る…? 少し考えて無理だと思ったので、結局スタジオで写真だけ撮ることにした。 衣装や飾りを買って、飾る手間と撮る手

          我が家の最後の赤ちゃん

          自宅のリビング 本棚 悼む|三題噺

          シャツ姿の男は、リビングでテレビを観ていた。 母親がアシスタントディレクターとしてテレビ局で働いているところを見た芸人のリアクションを、ひな壇芸人が観てコメントするバラエティ番組だ。 芸人は打ち合わせの相手が母親なのに気づくと、母ちゃんじゃん…とボソボソと喋るが突っ込むこともできず、かといって使われる側の芸人が母親だからとタメ口を聞くわけにもいかない。 「はい。そうですね、はい。ギャグですか?今こで?」 自身の母親の前で渾身のギャグを披露させられる。芸人は完全に滑ったが、ワ

          自宅のリビング 本棚 悼む|三題噺

          麻雀を友人に教えたい

          これは右も左もわからない友人用の記事だ。教えると言っても私もただの素人なので、至らない点が多い。とっつきやすいように、できるだけ情報を削っていきたいと思う。温かい目で見守ってほしい。重大な間違いなどあれば、教えてくれると助かる。 前置きはほどほどに、麻雀のルールを説明したい。トランプ等に例えればわかりやすいだろうか? ルール説明トランプのポーカーを14個の雀牌でやるようなイメージだ。逆にわかりにくいか…? 全員に13牌配り、親(東)から引き、反時計回りに順番を回す。14牌に

          麻雀を友人に教えたい

          たくさんの人に育ててもらっている話

          自分で産んで育てる以外は育児ではないと思っていた。 その意識がかわったのは最近だ。 以前、会社の仲良しの先輩が「自分だけで子供を育てているなんて思っちゃだめよ。保育園の先生も親も近所の人も、育児に関わってないように見える人も…。たくさんの人があなたの子供を育ててくれているよ」 と話してくれたが、その時はよくわからなかった。 実母とはあまり仲がいいとは言えず、里帰りせずに息子を産んだ。コロナ禍もあり、息子と母が会ったのは息子が走れるようになってからだ。義両親と息子が会ったの

          たくさんの人に育ててもらっている話

          最古の記憶|エッセイ

          物心がついた瞬間を覚えているだろうか? 私は幼稚園の友人に「ミュウツー」の発音を指摘されていたときだ。一生懸命ミュウツーと発音するが、どうしてもミュウチューになってしまう。何回か練習したが、ついに呆れられて「もういい!」と置いていかれた。 その練習の途中で、とびとびの記憶が急に繋がって映像になった感覚があったのを覚えている。 今まで何考えて生きてたんだっけ? あれ…ミュウツーの前は何してた? その直前のことが全然思い出せなくて、不思議な気持ちになった。 物心がついたあとは

          最古の記憶|エッセイ

          毎週末のホットケーキ|エッセイ

          土曜の朝になると息子が聞いてくる。 「今日は何(するの)?」 休みだよと答えると、ガバッと布団から立ち上がりながら「今日のご飯ホットケーキがいい!」と息子が叫んだ。 この習慣の始まりは、しろくまちゃんのほっとけーきという絵本だ。息子が絵本を気に入ったので、おうちでもやってみようかとホットケーキを焼いたら毎週のことになってしまった。 絵本のとおりに、まずたまごを割って牛乳を入れてよく混ぜる。息子がキラキラとした目で見てくる。 粉を混ぜてホットプレートに流し込むと、息子が「ぽ

          毎週末のホットケーキ|エッセイ

          2人産んだらパワフルママになった話

          私は元々不健康な引きこもり女だ。趣味はゲーム。仕事も座り仕事で、ほぼ立たないし重いものも滅多に持たない。 友人と登山に行っても「私はなんでこんなところに…?家でゲームしてればよかった…」と文句を垂れる。 数日前に風邪で発熱した3歳の息子と生後半年の娘を病院に連れていった。処方箋を貰って、さあ薬局に行こうかと言うときに3歳が怒り始めた。 「まだ遊ぶ!!!!!!」 そうだと思った。 酷い駄々はこねない方の子だが、病院のおもちゃが好きすぎて毎回こうなる。はじめて地面に転がった駄々

          2人産んだらパワフルママになった話

          幸せにしてもらうという言葉の不自然さ|エッセイ

          幸せにしてもらうという言葉に少し苦手意識がある。 私は、幸せだからこの人と結婚したい!ずっと一緒にいたい!と思うんじゃないの?という考えだ。結婚してそこから幸せになるというのは、なかなか難しい。 名字を変える等の手間、結婚に伴う面倒な慣習、他人と共同生活することで生じるストレス、金銭的な負担、様々な場面で揉める可能性が増える。 それを含めても結婚してよかったと思うが、結婚には面倒な面が多い。 結婚する際に「幸せにしてもらいな」と同僚から声をかけられて違和感があった。 夫に

          幸せにしてもらうという言葉の不自然さ|エッセイ