ものさし

ものさし。
それはなにかの尺度をはかるために使うもの。
日常的なことで言えば、長さを計ったり、重さを量ったり。

何事にもかならず観測点(基準点)というものが存在していて、長さであれば、基準点は0cmだろうし、重さだと0gになるかな。
場合によっては、10cmの目盛りから○cmというように相対的にはかることもある。

この「ものさし」の目盛りは、当然対象によって異なるんだけども、目盛りを可変させて"はかる"ことが大事だと思う。

例えば、時間軸の場合。
単位を年、月、週、日、時、分、秒の其々の尺度のものさしで見た場合、今日という"日"が最悪だったとしても、"月"という単位で見れば全然大したことがないかもしれない。
3時間の嫌で嫌で仕方がない研修も、1日単位で見ればたった8分の1だし、月単位で見れば、240分の1。日単位では大きな割合も月単位では0.5%以下になる。
見る観点を変えれば、3時間という絶対的時間は同じだけど、嫌という気持ちの重さ(という表現が正しいかどうかは別として)は変わるんじゃないかと思う。

全ては受け取り方次第と言えばそれまでなんだけど、一つのことを多角的に見ることで、自分の意識をパラダイムシフトさせると世界は変わるかもしれない。

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