脳と記憶力

僕は記憶力が良くない。
なんでもすぐに忘れてしまう。

と言っても、日常生活に支障が出るほどではなく、他人に比べて、という話。

特に記憶力が悪いなと思うのは短期記憶。
記憶には、短期・中期・長期のように、記憶しておける時間がある(と勝手に思っている)。

短期記憶は、数秒〜数分程度。
中期記憶は、数分〜数日程度。
長期記憶は、数日〜数年または数十年。

一時的に記憶する、誰かの電話番号や、会計金額、今からやろうとしている事などは、まさに短期記憶だ。

よくあるのが、今やろうとしている事をスコーンと忘れてしまい、”あれ?何をしようとしたっけ?”という状態になってしまう事。
話をしている間に何を話そうとしていたのか忘れてしまい、”何を言おうとしてたか忘れちゃった!”なんて事もしょっちゅうある。

パソコンで例えると、CPUのキャッシュメモリみたいなもんで、たくさんの事を記憶できないし、すぐに他の情報に書き換えられてしまうのとよく似ている。
話をしながら、頭の中では別の事を考えてたりするので、肝心の話の内容が頭から追い出されてしまうのだ。その結果、何の話をしてたのか分からなくなってしまう。

別の事を考えなければいいと言われればそうなんだけど、勝手に考えてしまうのだからタチが悪い。

この短期記憶を良くする方法はないのだろうか。

実はあるのだ。

と言いたいところだが、僕は知らない。むしろ、そんな都合の良いことがあるのか、教えてほしいぐらいだ。

きっと、脳の構造や使い方が関係しているんだろう。普段の脳の使い方を訓練すれば、多少は改善するのかもしれない。

そんなことを考えつつ、パソコンの内部の仕組みも、人間の脳と近いんだなと一人で感心してしまった、とある日だった。

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