人は人のために生き、自分のために生きる。

と言うと、物々しく聞こえるかもしれないけど、生きるということは、自分のためでもあり、人のためでもあるのだ、という事。

自分のために生きるというのは、想像しやすいと思う。
自分のやりたい事、目標や夢に向かって、それらを実現していくためだから。
たとえ、それが欲求のままであったとしても。

では、人のために生きるとはなんだろうか。
ボランティア？人助け？もちろん、それも人のために命を使うという意味では正解だろうと思う。
だけど、ここで言いたいのはそういうことではなく、自分ではもう生を終えてもいいと思っていたとしても、死なないでほしいという他人からの希望(要望)があるから生きる、という状態のこと。

自分の意には反しても、自分が生きることで他人が喜んでくれる(悲しまないでくれる)ので、生きる。
これもまた、人のために生きる一つの方法なんじゃないだろうか。

ふと近所のお婆ちゃんと話をしていて思ったことである。