銀星レン

銀星レン

最近の記事

砂上の楼閣、狂乱の宴

名誉感情の侵害(不法行為)で民事訴訟を起こされている暇空茜氏。暇空茜氏からも訴えると勢いづいていて、支援金も5000万以上集めたそうだ。住民訴訟も起こすと言う。不適切なものが暴かれるなら結構な話だ。 しかし、彼は名誉毀損罪が成立しそうな爆弾ツイート、note、YouTube動画を複数抱えている。1個や2個なら爆発しても大した事はない。はした金を支払って終わりだが、3個、4個となると「罰金を払え」が「執行猶予付き実刑判決」に変わる可能性がある。そして、執行猶予中に新たに別の名

    • Torを使っているのに特定された?

      こんな記事が流れてきた。 個人情報を勝手に暴露する犯罪をしてはいけないが、その説教は正義のネット民らに任せる。 私は、上の記事の情報だけで「犯人特定まで至るだろう」または「そこはでは至らないだろう」という予測は出来ない。警察が入手した犯人に関する情報が不明だからだ。 記事では「投稿者の特定に至った」とも書かれていない。 他人のWiFiにタダ乗りしたというのが真実なら、ネット回線を提供しているプロバイダは、開示請求を受けてもその「他人」の契約者情報しか渡せない。運が良け

      • スラップ訴訟への対抗手段:表現の自由を守るために

         私はTwitterをTorブラウザ経由で使用していて、他の人にも同様の対策を取るように呼び掛けている。  これに懸念を提起された。  先に言えば、この懸念は極めて正しい。健全な感覚である。  私が紹介した方法は、「意図的な誹謗中傷をやりながら、司法の裁きからは逃れようとする人」が悪用できる。その危険性を顧みれば、本音では私も紹介したくはない方法だ。  しかし、日本の司法運営の現状では、この対抗措置が必要だ。  2022年10月に、誹謗中傷対策として発信者情報開示請求

        • 【オープンレター】人権思想を取り戻すために草津問題(黒岩町長・新井元町議の論争)で考えるべき事

          研究・教育・言論・メディアにかかわるすべての人へ  この記事は元ネタである『女性差別的な文化を脱するために』を読んでからの方がお楽しみ頂けます。  先日、日本有数の温泉街として知られる草津町で町議を務めていた新井祥子氏が、検察から名誉毀損罪と虚偽告訴罪で在宅起訴されたことが報じられました。この騒動の発端は、3年前の2019年11月、新井氏が「町長室で黒岩町長から性被害を受けた」と告発したことでした。  新井氏は、この「勇気ある告発」によって複数の人権団体やフェミニスト

        砂上の楼閣、狂乱の宴

        • Torを使っているのに特定された?

        • スラップ訴訟への対抗手段:表現の自由を守るために

        • 【オープンレター】人権思想を取り戻すために草津問題(黒岩町長・新井元町議の論争)で考えるべき事

          【貧乏人の表現の自由】発信者情報開示請求の乱発に対策するTwitter使用法

          あえて言い切る。「法の下の平等」というのは嘘だ。基本的人権は、尊重されている人々と、相対的に尊重されていない人々がいる。 1.貧乏人と金持ちの訴訟格差特に貧乏人には訴訟を起こす資金力と時間がなく、訴訟を起こされた場合も同様だ。俺の月あたりの手取りは約13万円で、預金口座には30万も入っていない(断じて言うが、俺は浪費家ではない。酒もタバコもギャンブルもやらない。グルメでもなければ、車だのオーディオだのといった金のかかる趣味もない。それどころか、ほとんど唯一の趣味のYouTu

          【貧乏人の表現の自由】発信者情報開示請求の乱発に対策するTwitter使用法

          爺さんの墓参り

          先日、気まぐれを起こして墓参りに行った。本当に気まぐれだ。 「墓参り」という行為には一生縁がないと思っていた。何なら今でも、俺の中では「墓参りに行く」と「血液型占いを信じる」は完全に同じ棚に分類されている。つまり、バカな真似をしに行ったのである。 社会人生活2年目の現在。 アパートで独り昼飯のピザを食っている最中に、古い記憶を思い出した。まだ俺が中学生だった頃、爺さんが一度だけ「墓参りには来てほしい」と呟いていたのだ。 なぜ今この時機に思い出したのかは自分でも分からない

          爺さんの墓参り